いまとむかし

組み体操 少なくとも12人骨折
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昔はそんなに神経質じゃなかった。今は過保護すぎる、というご意見もありますが。
他のことではどうでしょう。

昔は犬も猫もけっこう放し飼いでよく野犬に追いかけられた。でも咬まれて怪我してもそれほど騒ぎにはならなかった。なにしろよくあることだったから。
近所に痴漢や誘拐おじさんがしょっちゅう出没したけど（私も車で二回連れ去られかけました）近所中で子供を守る、外に子どもを遊びに行かせないなんてことにはならず、相変わらず子どもはみんな外で群れ遊んでた。
道でボール遊びする子がたくさんいて、漫画みたいに近所にいろいろ飛び込んではガッチャン、逃げろ！ってのもほんとにかなりあった。
海で山で夏休みこどもが事故で死んでも怪我しても、世間はいちいち親を責めはしなかった。
自然の中で遊べばある程度危険を伴うのは仕方ないことだったから。
さらに前の世代では、子どもの遠泳教室というものがあり、泳げようと泳げまいと子どもを海に放り込んでボートから励ましながら泳がせる、どうにも溺れて死にそうなら引き上げる、というやり方をしていた。男の子はふんどしを掴んで引き上げるそうで、かなり大勢がおぼれ死ぬ事故もあった。
（海での水泳訓練では一度に36人の女子中学生が水死した例もあります）
運動中は水を飲むの禁止、うさぎ跳びで足腰を鍛えるなど、体育で間違った指導が大手を振っていた。

さて何がどれだけ懐かしく、何がどれだけ金輪際御免でしょうか。

（個人的に、それでも懐かしい、むかしのほうがよかったってこともなくはないですが）