昨日、中国の山口百恵と昔言われたGong Li主演のComing Homeって映画を観てきたの。文化大革命時の中国の夫婦の別離とその後の愛の物語。
面白いと思ったのは、中国、本当に灰色の国というか、70年代後期でも、街中は灰色ずくめ。建物も、服も、何もかもグレー。で、最後が”Many years later”のシーンなんだけど、そこで駅から出てくる人の服が青とか赤とか色とりどりで時代の変化を感じさせるのよね。
香港版
アメリカ版
そう言えばアタシが経済開発を勉強してること、1980年代初頭、中国は世銀のデータだと未だに一人当たりの国民所得が$300くらいの最貧国だったのよね。インドやアフリカの諸国よりちょっといいだけ。なのに、ビルとか道路とかの資本蓄積が明らか、というか、今のアフリカ諸国の写真と比べても、それよりももっと「豊かそう」なのよ。
どうしてなのかしらね?戦前の植民地のおかげ?だとしたら、中国ではビルを建てたけどアフリカやインドでは大掛かりな街づくりをしなかったヨーロッパの宗主国はなぜに? それとも中国には、20世紀初頭に「都市」というものがあったから、それに乗っかっただけだけど、他の植民地では「都市」がなかった? 経済発展における「都市」の重要性ってもしかして超重要?でも「都市」ってEndogenou?というか元々「都市」が生まれる経済構成というのがアフリカの農業経済と違う? 中国の経済はいつから「都市」があったのかしら?
とここまで書いてきて、思い出したのが古田和子さん。アタシがICU3年の時、交換留学でUC バークレーに行ったんだけど、その夏に7月〜8月の数週間、英語学校にSUNYのバッファロー校へ行ったのよね。当時、SUNYバッファローは道井先生ってICUの卒業生が日本の大学との交換留学制度を始めて、日本人に夏季英語プログラムを売ってたので、アタシも交換留学にアタシを選んだ先生から、「レイコちゃん、英語できないから一番心配なんだよね」と言われて勧められて行ったの。日本人一杯!その中にいたのが、古田さん。みんなの自己紹介で、「これからプリンストンに行きます」ってんで、ザワザワ、凄いという声が周りで上がった人。そうよね〜、プリンストンやスタンフォード、日本人じゃなかなか行けないものね〜。
で、古田さんがやってるのが中国の経済史、テクノロジー・アドプション。慶応で教えてらっしゃるのは知ってたのでググッたら、一番上に出てきたのがこれだわ。
http://www.wlb.keio.ac.jp/project/wli/16.html
あら、いいインタビューね。「研究者は・・・実は基本的に楽観主義者であることが多い。オプティミストであることは大切な資質です」 これっと本当。新しい発見が楽しくなけりゃ研究なんてやってられないものね。
ログインしてコメントを確認・投稿する