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2015年10月01日22:32

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島文雄さんのお通夜と根津美術館

カトリック目黒教会で夕方6時から執り行われた島文雄さんのお通夜に参列した。
島文雄さんは私が日航製から宇宙開発事業団に移った時、日航製の技術部長だった。移った先の宇宙開発事業団理事長が兄の島秀雄だったから、島家には2重にお世話になった。
島文雄さんは96歳で9月27日に亡くなった。クリスチャンだとは知らなかった。名前にヨセフが付いていた。喪主は長女の高梨晴美さん。次女は太田朱美さんで連名になっていた。
弔問客は約100名。女性が多く、男性は1/3ぐらい。私が知っている顔は数名であった。

根津美術館は「根津青山の至宝」−初代根津嘉一郎コレクションの軌跡-展であった。
三井記念美術館蔵の「蓮燕図」は川辺に咲いた1本の蓮華の花の上にツバメが一羽止っている墨絵の掛け軸である。川面の描写が飛びぬけていると思って近くによってみたら紙の皺であった。
これは意図したものか、偶然なのか興味が湧いたが照明が暗くて判断がつかなかった。

雨もどうにか上がっていたのでいつもどうり庭の散策もしたら、いつも閉まっている茶屋の内、ひとつだけ明りが点いていたので寄ってみた。中では若い説明員が外人客に英語で説明していた。公開していたのは弘仁亭・無事庵であった。根津美術館の庭には茶屋が4か所あるが、年間の公開スケジュールはたったの9回でしかもその1回は午後3−4時の1時間だけである。今日は極めて稀な偶然に遭遇したことになる。

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