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2015年09月23日14:33

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スマホをおもちゃ代わりに子供に与えてはダメ!

台湾で、とあるインターネット上の調査の統計によると、約2割の青少年がネット中毒予備軍であるという結果が出ました。

12.1%の小学生、19%の中学生、15.9%の高校生がオンラインゲームやバーチャルな世界に浸りがちになっています。台湾小児科医学会では、娯楽目的でスマートフォンなどを見るのは一日2時間以内に留めたほうがよいと、父兄の皆さんに注意を喚起しています。一回につき30分、それから休憩を入れること。また、2歳以下の子供にはなるべく全く与えないほうが良いとしています。

両親が共働きで、4歳になる男の子がいます。その子は普段は祖父母に育てられていて、何がしかあると、泣いては祖父母を困らせていました。仕方がないので、祖父母はスマートフォンやタブレットをおもちゃ代わりに与え始めました。すると、男の子はスマホ以外は何も関心が無くなり、食事も睡眠もろくにとらずになってしまいました。本を読んであげても3分ともたなくて、祖父母は途方に暮れています。

台湾小児科医学界の副秘書長である葉国偉医師は、今はネットの時代で、例えば自分が病室に回診にいくと、入院中の一、二才の子供達がつまらないからと、親からタブレットやスマートフォンを与えられて、「やあ、すごいね」「天才だよ」と褒められているのをよく見ると言います。この時点ではまだ病的な状態まで行っていませんが、スマートフォンなどを見る状態がだんだん長くなるにつれ、親と子のコミュニケーションもなくなってしまいます。それから、学習能力やいろんな技能の習得能力にも影響を及ぼします。子供の成長に伴い、視力、集中力にも衰えが見えてきます。また、ADHDに似たような落ち着きの無さや、パニック、感情に起伏が出てきたりします。最終的には、病的な状態に陥ってしまうでしょう。

「ネットゲーム中毒」は、新しい精神疾病といっていいでしょう。中毒の度合いが重いほど、患者は頭痛や睡眠障害、筋肉の痛みや痺れ、ものが見えにくくなったり、ドライアイなどの症状に悩まされます。心理的にも、疑心暗鬼になって誰にでも敵意を持つようになり、自己認識が低く、幸福感が得られにくくなります。オンラインゲーム中毒の人は、強烈に脳内の報酬系が刺激されるので、そのうち脳の機能にも支障が出てくるでしょう。

前述の葉医師は、二才以下の幼児には画面を注視するようなことはさせないように、と強調しています。それより大きめの子供達には、両親と話し合って使用時間を決めたり、或は一緒に見るなどの方法をとると良いでしょう。

やはり、親が一方的にスマホなどを与えっぱなしにするのは、子供の心身共に良くないことがよく分かりましたね。

(元気網より抜粋)

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