フェブラボ「ホテル・ミラクル2」を新宿シアター・ミラクル(笑)、だけど全くミラクルじゃなく残念。
ショート連作スタイルだけど攻めじゃなく逃げの姿勢なんだよな、短いから誤魔化せるみたいな。
『ホンバンの前に2』…観劇の際の注意を寸劇で、これが一番良く出来ていたと思うのは如何?
『こうかん』…タイトルから想像出来る物語以上の展開は無し、オイラなら同性同志をカップル。
『砂と棒』…タイトル程の中身も無し、オイラなら砂に棒じゃ歯が立たないって展開にするけど。
『初恋は消耗品』…途中で展開からオチまで殆ど読めてしまう、予定調和も無理矢理過ぎるし。
『獣、あるいは近付くのが速過ぎる』…設定の面白さだけなら一番だが、やはり読めるオチが。
全体的に煮込み不足なのが共通しているのだ、ショートだから仕方が無いのだろうか不思議で。
ラブホテルのエアコンのリモコンなんて見た事無いぞ、枕元のタッチパネルで全部やってたよ。
新しいカノジョと最初に入るラブホは本当に楽しい、いきなり部屋に呼ぶのは躊躇しちゃうだろ。
女子キャラもステレオタイプ的に書き過ぎ、舞台化する意味の在る物語には相応しくないと思う。
セックスは出来るなら定期的にした方が良いよ、周囲の欲求不満八つ当たりを見ていると確信。
一番解り合えるし気持ち良いしでホルモンも分泌されたり、人間を見る眼も養われとる訳だし。
好きなタイプなんて無くて好かれれば全てOKだけど、最近は健康的な事が条件かも知れんわ。
周囲で倒れている人が続出しているので、酒や煙草をしていないのが理想的と思ってしまう訳。
異性に愛されていないなら人生の楽しみも意味も半分だと思う、もっと恋愛をしましょうよって。
本日の物語に出て来る女性は殆どが自己破滅型、しかも男の都合に良いタイプばっかりだし。
これじゃ観ていて興醒めしてしまうのも仕方なし、女性経験が豊富でなく想像過多と見立てた。
もっと現実的で強かだけど論理的じゃなくて、自己矛盾を消化しきれずに流されるのが本道で。
女性に発明家が希少なのは事実で、発想が現実に沿って自分の範囲から逸脱しないからだわ。
DNAを自分で複製して残せない男性は、自己存在肯定の為に悪戦苦闘して記しを残そうとし。
この日記ですら、そんな雰囲気がするのも全く否定出来ずに面倒臭いと思ってしまう最近だね。
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