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2015年09月13日13:39

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狙われたヴァイスフレア様

【TRPG感想】
先日はTSさんがGMのカオスフレアSecondChapter(注1)でした。

いやー、久しぶり。
カオスフレアやるの何年ぶり?
手元の資料だと前にやったのが2013年3月らしいので、なんと1年5ヶ月ぶりか。
TSさんが「カオスやりましょうカオス!」と高いテンションで誘ってきたので
「じゃあ、ヴァイスフレア様やらせてくれよ!」と言ったらこんなセッションになりました。

参加していただいた皆さんありがとうございました。

◆キャラクター紹介
■PC番号:1
名前(PL名):穂村史郎(ホムラ・シロウ)(フィロス)
性別/年齢/種族:男/17/人間
クラス:聖戦士/ヴァイスフレア(VF団首領)
ゲーム的特徴:
詳しいキャラクターデータは掲示板で打ち合わせしたのがあるのでそっちを参照してもらうとして。
http://www.freebbs.biz/phpbbs/bbs.php?thred_number=36&id=phirosu2&mode=view_thred

記念すべき100番目のブランチ「VF団首領」を使いたくてTSさんにお願いしました。
コンストラクションOKだったのですが、聖戦士でVF団首領ってことを考えたら結果的にサンプルキャラクターと同じ構成に。
いや、色々と遊んでもよかったんですが初めて使うブランチであんまり遊ぶのも、ねぇ。

というわけで一撃の攻撃力に全てをかける典型的な聖戦士ができあがりました。
VF団首領というブランチはあらゆるコロナに対応してるので、次回チャンスがあったら星詠みあたりで組んでみても強力な支援ができそうです。

ロール的特徴:
ハンドアウトで「最初は目覚めていない」というものをもらったので、普通の高校生を目指してみました。
周りから「ヴァイスフレア様!」「首領!」と呼ばれる度に「えぇ?!」というロールプレイ。

ただ目覚めたときは首領っぽく偉そうに、でも部下への愛も忘れない感じで。

最終的には普通の高校生に落ち着いたんですが、どうしようかは最後まで悩みましたねー(注2)。

その他:
というわけで誘ってもらったのはTSさんからなんですが、セッション前に何度もGMとやりとりをしてPCのイメージを作り上げてみました。
こうやってすり合わせてキャラ作ってくのは楽しいね。

願わくばこれを卓参加者全員でできると面白いんだけどなー。
時間とか連絡手段とか色々難しい……。

■PC番号:2
名前(PL名):エドワード・ランディ(ソウ)
性別/年齢/種族:男(おねえ)/29/人間
クラス:光翼騎士/テオス(アスラ)
ゲーム的特徴:
一子相伝の阿修羅神拳を受けついだ最強の拳法家。
受ける攻撃を全て突き返すとんでもない防御力でミドルフェイズの戦闘を支配してました。

おかげで史郎が逃げ腰であわあわしていてもミドル戦闘は回ったという……。
ありがとうございました。

ロール的特徴:
当日の自己紹介の時に「性格は、おねえです!」と宣言し、オカマロールプレイを始めるソウさん(笑)。
彼も10回に1回ぐらいはっちゃけてぶっ飛んだことをするから面白い。
「テオスには愛がないわ。だからわたしは愛を探すために旅に出たの」とのこと。

「愛」というキーワードでいつでもフレアを稼いでいました。

その他:
いつもは堅いキャラをやるソウさんなんですが、今回ははっちゃけてました。
うん、すごかったねぇ。
毎回こうでもいいんだけど、さすがに疲れるよねぇ(苦笑)。

■PC番号:3
名前(PL名):VF様直属メイド親衛隊(犬山柴子(ポチ)、門樹猿子(キー)、鳥見雉子(キジーヌ))(ムク)
性別/年齢/種族:女/17ぐらい/人間
クラス:星詠み/美酒町(魔法少女)/ロンデニオン(メイド)
ゲーム的特徴:
一般特技《パーティメンバー》によって複数人が集まったPCであることをゲーム的に獲得。
VF様に仕えるメイドであると同時に希望を司る魔法少女でもある女の子達です。
ちなみに、ポチが熱血肉体担当、キーが頭脳謀(はかりごと)担当、キジーヌがお色気担当らしいです。
……ってこれはロールプレイの説明じゃないか(笑)。
それぐらいロールプレイとデータが融合してるってことかしらねぇ。
ゲーム的には達成値上げとか振り直しとか鉄板支援キャラであらゆるタイミングで支援飛ばしてくれて助かりました。

ロール的特徴:
前世でVF様のお供だったという3匹の生まれ変わり。
凄まじいのはその設定だけでなく、その3人分を1人がロールプレイしているという事実だろう。
3人が同意するときに
「はいっす」「はいっきー」「はいですわっ」
と決め台詞を3人分言うんだから大変そうだけど、楽しそうでした。

その他:
まさかTSさん以外に1人芝居がここまでできるPLが身近にいたとはなぁ。
相変わらずムクさんは恐ろしい。

色々とぶっとんだキャラをやることが多いムクさんだが、今回の3人はその集大成だったように思える。

◆粗筋
カオスフレアはロールプレイが多い。
というかキャラ紹介書いた段階でもうお腹いっぱいだ(苦笑)。
普通に台詞とかを書いていくと紙幅が絶対に足りないことと、ちょっと感想書くまでに時間が空いてしまい記憶が曖昧なので印象に残っている台詞だけを抜粋していきます。
必然的にPC1のフィロスのキャラばっかりになっちゃうけど許してね。
実際はこの10倍から100倍ぐらいロールプレイをしていると思っていただけるとよいのではないかとー。

■オープニング
まずははるか古代の神々の戦いのシーンから。
造物主と並ぶとも言われるとてつもない力を持つヴァイスフレア。
そしてそれと対峙するEvil。
戦いはやはりヴァイスフレアの優勢で進みます。

ヴァイスフレア「終わりだ。Evilよ」
Evil「ここでわたしは滅びる。しかし、お前の力の源であるコロナの力……。やがてお前はその力によって滅びるだろう」
ヴァイスフレア「戯言を。……消えよ」

消える寸前、Evilが遺した呪いの言葉がヴァイスフレアの力の核に楔を残しつつも、それを悟られぬようにEvilを消滅させるヴァイスフレア。
ちなみにこのシーン、マスターシーンじゃありません(笑)。
ヴァイスフレアはフィロスがやってます。
頑張って威厳出すロールプレイしました(笑)。

その後、各PCのオープニング。

ランディさんはエニア三世から太古に眠ったヴァイスフレアの魂が美酒町で目覚めたので、それを守ってほしいと依頼。
おねえ口調で喋る2mを超える筋骨隆々の男に対しても普通に喋るエニア三世の肝の据わりっぷりにフレアが乱れ飛びます(笑)。

親衛隊の3人はこれでもVF団の幹部の八部衆です。
八部衆の中でもヴァイスフレア様への忠誠が厚いNPCのジルから邪悪なEvilから目覚めたばかりのヴァイスフレアの魂を守ってほしいと依頼されます。
PCは1人のはずなんですが、姦しい3人に頭痛を感じるジルさんです。
ジルさん、中間管理職の悲哀を感じるぜ。

もちろん、おねえ言葉や、天晴な1人漫才にもフレアは飛びまくっています。

そしてPC1、史郎のオープニング。
前述の戦いの夢から目覚めて「ゲームのやりすぎかなー」とか言いつつ起床。
いつも迎えに来てくれる幼馴染のミリエラが来ないことに違和感を感じつつも登校。

しかし、気がつくといつまで歩いても学校に着けない。
しかも、周りはいつの間にか人が1人もいない。
焦って走り出すと、曲がり角に人影が。

史郎「あ、よかった。おーい、今ここって何か変じゃ……」
人影「あ゛〜あ゛〜あ゛〜?」

曲がり角から現れたのはゾンビ達!
腰を抜かす史郎に襲いかかるゾンビ!
しかしゾンビが史郎に近づこうとすると、突然二丁拳銃の掃射によって吹っ飛ぶゾンビ。

ミリエラ「ご無事ですか?! ヴァイスフレア様!」
史郎「ミリエラ?!」
ミリエラ「早く! こちらに!」
史郎「こ、こここ、これって映画の撮影とか? ああ、あれだ、ハロウィーンのコスプレか!」
ミリエラ「ヴァイスフレア様、お気を確かに。これは現実です。そしてゾンビたちはあなたを狙っています」
史郎「はぁ?! ヴァイスフレアって何だよ! それは今朝の夢の中の……!」
ミリエラ「史郎君、聞いて。あなたはヴァイスフレア様なの。わたしはVF団のエージェントの……」

逃げながら説明をしている途中に巨大なゾンビが立ちふさがります。
史郎をかばってミリエラが壁に叩きつけられ、ゾンビたちがついに史郎に山のように重なり合って……。

史郎(?)「うるさい。雑魚どもがっ」

重なりあったゾンビが一撃で吹き飛び、中から銀髪の美貌の青年が現れます。

ミリエラ「ヴァイス、フレア、様」
史郎(?)「ミリエラ。余の護衛、大義であった。そこで休んでいろ」

変幻自在の狼型従者セノイ、空飛ぶ怪鳥型従者サンセノイ、海より出でる巨人型従者セマンゲロフ。
3匹の従者を使い、ゾンビたちを蹴散らすヴァイスフレア。

はい、長いオープニングもやっと終了です。
■ミドル
ゾンビ達を退けたヴァイスフレアはしばらくするとまた史郎に戻ってしまいました。
ミリエラの案内でVF団のアジトに避難する2人。
しかしそこにもゾンビたちが。
さっきのゾンビたちは演出でしたが、今度は本当の戦闘シーンです。

ランディ「力を感じてやってきてみれば、なぁに? この愛のない連中は?」
ポチ「ジルに言われた集合場所がゾンビに囲まれてるっす」
キー「これはとりあえずゾンビを倒すのが先決っきー」

ミリエラ「史郎君は待っていて。わたしが守ってあげるから」
史郎「あわわわわ」

ということで戦闘開始。
ちなみに2ラウンド目には史郎もまたヴァイスフレアになる予定だったんですが、
親衛隊の支援を受けたランディさんが敵を全てなぎ倒してくれました!

ミリエラ「あなたたちは、カオスフレア?!」
ランディ「う〜ん? ヴァイスフレアの魂を追ってきたのだけれど、この子であってるのかしら?」
史郎「??」
ポチ「臭いはヴァイスフレア様っす! ていうか、その女は誰っすか!」
史郎「ミリエラは、幼馴染、みたいな?」
ポチ「ヴァイスフレア様に一番にお仕えするのはわたしたちっす!」
ミリエラ「え、いや、そう言われても、わたしもヴァイスフレア様のこと……」
親衛隊「むっきー」
ランディ「いいわいいわ! 素晴らしい愛を感じるわっ!」
史郎「えーとー?」

などとやっていると、突然町を邪悪な結界が包みます。
しかもその力はかつてのヴァイスフレアのものそっくりの波動を感じるのです。
空間が歪み、現れたのは黒いヴァイスフレア、その名もヴァイスシャドウ。

キー「ヴァイスフレア様が2人っきー?」
ランディ「いいえ、向こうのやつには愛を感じないわ」
史郎「お前は……誰だ」
ヴァイスシャドウ「初めまして、いや、久しぶり、かな」
史郎「…………どちら様で?」
ヴァイスシャドウ「痛い目を見ないと思い出せないかな?」

黒いヴァイスフレアが手を振ると、圧倒的な力でミリエラたちが吹き飛ばされます!
しかし、壁に激突する前にクッションのように広がったセノイが彼女たちを受け止めます!

史郎(?)「余の部下に何をする」
ヴァイスシャドウ「やっと出てきてくれたね。ヴァイスフレア」
ヴァイスシャドウ「いや、この力を使える僕の方がヴァイスフレアにふさわしいかな」

……紙幅を取り過ぎてるので割愛すると、要するにEvilは太古の戦いで負ける瞬間にコロナの力を奪ったのでした。
そのため、今のヴァイスフレアは不完全だと。
完全になるために、ヴァイスフレアにEvilの支配下に下れというのが要求でした。

町を人質にした交渉にNOを突き返すヴァイスフレア。

ヴァイスシャドウ「そうか。でもいつまでその強気が続くかな」
ヴァイスシャドウ「今の君の力に絶望したら、また来るよ」

そう言って退場するヴァイスシャドウでした。
ここから調査シーン。
すぱっと結論を明かしてしまうと、町の結界を破るためにはヴァイスフレアが聖戦士のコロナを取り戻す必要がある。
そのためには、パスにいる誰かと一緒に判定を成功させなければいけない、というものでした。

情報収集とか購入判定とかの間にランディの愛の講義や親衛隊とミリエラの恋のさや当てとか色々あったんですが……うん、書ききれないね(苦笑)。
音源は取ってあるんで欲しい人はあげるからリプレイ書いてくれ(笑)。

というわけで、クライマックス直前。
ミリエラと史郎は美酒町のパワースポットである神社に来て、ミリエラのパスを通じて聖戦士のコロナを取り返す判定を行います。
その作戦を察知したヴァイスシャドウによって神社はゾンビで囲まれていますが、ランディと親衛隊がそれを抑えてくれています。

史郎「ミリエラ……よろしく」
ミリエラ「ヴァイスフレア様……ええ、この身がどうなろうとも、あなたのためならば」

結構とんでもない判定値だったんですが、クズカードは何枚でも出せるというルールを利用してなんとかこれを成功。
ヴァイスシャドウに奪われたコロナに手が届きます。

ヴァイスシャドウ「な、なぜここまでお前が」
ヴァイスフレア「お前は理解していない。余は、本当のヴァイスフレアではないからだ」
ヴァイスシャドウ「??」
ヴァイスフレア「余はヴァイスフレアの力でしかない。力が強すぎる故、史郎が受け止められるまでこうやって擬似的な心を持ったまで」
ヴァイスシャドウ「なん、だと」
ヴァイスフレア「史郎は今、余の力を受け入れた。真のヴァイスフレアの転生は、あの穂村史郎だ!!」

神社の境内を黄金の輝きが満たします。
その輝きは史郎の身体に宿っていきます。

ミリエラ「成功、したの?」
史郎「うん。わかった。ヴァイスフレアさんの思いも力も」
史郎の中の人「ここで、Dパスで取得していた【自分への畏怖】を【自分への理解】に書き換えます!」
親衛隊「やったっすか?!」
ランディ「どうやらボスのお出ましみたいよ!」

ゾンビたちを蹴散らしたランディたちが合流すると、空間を歪めてヴァイスシャドウが現れます。
いよいよクライマックス(注3)です!

■クライマックス
ヴァイスシャドウ「おのれぇ……。ただの小僧のくせにぃ!」
史郎「ただの小僧じゃない。僕は……ヴァイスフレア! 僕は……穂村史郎だ!」
ヴァイスシャドウ「その力、もう一度奪うまでだ!」
史郎「今度こそ完全に消えてもらうよ! セノイ!! サンセノイ!! セマンゲロフ!!」

ということで戦闘開始です。
取り巻きもいたんですが、ランディさんの壁を破ることはできず退場。
しかし、ヴァイスシャドウの攻撃は減少不可でランディさんをふっ飛ばします!

ヴァイスシャドウ「まずは邪魔なやつを1人!」
ランディ「いいえ、まだまだよ」
ヴァイスシャドウ「なんだと?!」
ランディ「わかってないわね……。愛はね、愛は不滅なのよ!!」

覚醒して復活してくるランディさんです。
それを見て戦術を変えるGM!
なんと3人固まっていたエンゲージからランディさんだけを引きよせてカバー不可に。
これには困ったPLたちですが、なんとかあと1撃を凌げれば、というところまで持ってきます。

ヴァイスシャドウ「ええい、これで滅びよ!!」
ポチ「ご主人様! 危ないっす!」
キジーヌ「かばいます!!」
親衛隊の中の人「お色気担当のキジーヌがかばって、服があられもなく破れます!(自信満々)」
一同「(大爆笑)」
史郎「(見ないように目逸らしながら)あ、ありがとう……」
ポチ「キジーヌ〜! やったっす。これでご主人様は僕たちの虜っすよ」
キジーヌ「ふふふ、どう、やったわ(ガク)」

そんなこんながありつつも、数十枚のフレアを稼いだ史郎がその力を振り絞ってヴァイスシャドウのHPを吹き飛ばします。

ヴァイスシャドウ「ぐうう、しかし、まだ、LPが!」
史郎「まだだ! 《天地を従える者》を宣言。今使用したフレアを全部手札に戻しつつ、《プロパテール》を宣言! すぐにもう一度行動をする!」
ヴァイスシャドウ「そんなことをすれば、お前の身も?!」
史郎「《まだ、ここからだ》を宣言して一度使った《不死鳥の炎》をもう一度使用できるようにする!」
ヴァイスシャドウ「ぐぬぬぬぬ」
史郎「さあ、ヴァイスシャドウ、いや、Evil。もうこれでおしまいにしよう」

全ての力を取り戻した史郎によって、Evilは宇宙から消滅させられたのでした。

■エンディング
……まじで紙幅が足りないのでコンパクトに。

ランディはエニア三世に報告に。

親衛隊はジルに手をまわしてもらって史郎と同じ学校に転校してくることに。
普通3人転校してきたら違うクラスになるだろうという突っ込みを受けつつも無理矢理同じクラスに。

そして史郎は今まで通りの学園生活を送りつつも、週末になるとオリジンへと飛んでVF団の首領稼業をするという感じで。

ミリエラ「史郎君、今日はどうするの?」
史郎「そうだなー。確かドラゴンに困らされてる人たちがいたから、それを助けに行こうか」
ポチ「それはいいっす」キー「いいですっきー」キジーヌ「いいですわ」
史郎「んじゃ、一狩り行こっか!」

◆反省と考察
ロール:4点
ゲーム:4点
ストーリー:4点
ボーナス:4点

ロールはカオスフレアだからなー。
5点にしてもいいかと思ったけど、あれが限界というわけじゃないだろ、てことで4点。
ゲームもPC3人でひやひやする戦闘だったし、面白かった。
ストーリーも、GMとフィロスの相談レベルでは王道な感じだったのが、濃いPCたちのおかげで彩りが増えてよかった。
ボーナスは、久々にできたカオスがきちんと楽しかったので4点。

○良かった点
・やっぱりカオスフレア面白い。

○悪かった点
・ルルブ重い(苦笑)。
・濃いキャラなんだけど出落ちキャラになりがち、かなあ。

では個別解説。

・やっぱりカオスフレア面白い。
ソウさんが言ってたことだけど「ヒーローポイントが無限に稼げる時点でバランスも何もあったもんじゃないですよね」と。
その通り(笑)。
フィロスはそんなカオスフレアが大好きだ。

・ルルブ重い(苦笑)。
ぶっちゃけ今回のセッションは普通に面白かったので悪い点ないんだけど、あえて上げるならこれかな。
ルルブとサプリが合計8冊も出てるので、かばんに入れたら結構な重量になる。
じゃあどうすればいいかと言われると悩むけど、フィロスはipadがあるので電子書籍になって欲しいなあ。
スキルガイドみたいにまとめなおしも悪くないけど、設定説明ありきみたいなところもあるから、バラバラにしたら訳分からないことになりそうだよなー。
あとは自分の家を会場にすれば自分だけは解決するけど、ねぇ。

・濃いキャラなんだけど出落ちキャラになりがち、かなあ。
これもあえて上げるなら、というレベル。
悪いってことはないけど、ロールが5点じゃない理由。
「限界じゃないよね」と書きはしたが、これ以上何をすれば5点になるかと言うと……。
好みのレベルかもしれないけど「キャラ同士の絡み」かなあ。

前にどこかの卓でも感じた事なんだけど、テンプレ台詞ってやっぱり盛り上がるんだよね。
「僕がヴァイスフレアだ(俺がガンダムだ)」とか「愛は不滅」とか「服が破れるシチュエーション」とか。
「やったか?!」とか「なん……だと……」とか。
そういう台詞を言えるPCを作るのは難しくないし、それでも十分楽しい。
ただ、もう一歩深いロールプレイってやっぱり「他者とのやり取り」だと思う。

今回で言うと、ムクさんの「ヴァイスフレアの従者の転生」ってのはすごい絡みやすいいい設定だと思った。
やっぱりTRPGって卓に集まった全員が一期一会だから面白いものが生まれると思うので。
いつでも安定して面白いロールプレイも大事なんだけど、そのとき集まった仲間と絡んだからこそ生まれるもののほうが希少に感じる。
その希少なものを安定的に生み出すテクニックは……フィロスにはまだない(苦笑)。

まだまだ上はあるなぁ、と自覚したところで今回の感想は締め。
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