mixiユーザー(id:9504635)

2015年09月12日18:27

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お金が絡んじゃ、それはもう芸術ではないでしょ・・・

さして深く考えもせず
なんとなく別のところに書いたものなのですが
書き終わって読み返してみると
なんだか、自分の気持ちに、とってもフィットしていたので(^_^;)
本来の自分の場所であるこちらにもUPしておこうと思いました、はい。

えっと・・・

芸術っていうと
なにか特別な感じがしますよね。
高尚っていうか
選ばれた人のみが創りだせるもの的な。

で、その作品には
ものすごい値がついたりする・・・。

けど、わたしの個人的考えでは
値の付くものは全て商品であり、芸術作品に分類するのは違和感があるのです。

なんていうか・・・
そもそも売り買いされることを前提として作られたものは
その時点で芸術作品と呼ぶべきじゃない気がするんですよね。

わたしの思う、芸術作品になり得るものの絶対条件は
まずは、作り手が唯々自分の思いだけに忠実に創りだした創作物であること。
でも、この時点では、まだそれは芸術作品ではありません。
むしろ、自己満足の産物というか、自慰行為の産物でしかないわけです。
けれどそれが、誰かの目にとまったり耳に入ったりして
その誰かの心を揺さぶった時、それはその誰かにとってのみの芸術作品となる。
つまり、芸術というのは、非常にプライベートなものに終始するはずと
そんな風に思うのであります。

だから、どんなに美しくて、多くの人の心を動かしたとしても
それが売り買いされることを目的に作られたり
評価を得ることを目的で作られたのなら
それはもう、非常に優れた商品であり、非常に優れた技術として評価されるべき
と思うのです。


で・・・そう思うのには
商品が、芸術作品に比して、価値の低いものとされるべきではないという考えがあります。

だから何がいいたいかというと・・・
自分でも、よくは分からないのですが・・・

芸術というのは、とてもとてもプライベートな事柄で
商品というのは、パブリックなものだと思うということでしょうか。

なので、芸術という素敵な現象は
むしろ毎日、そこここで生まれているのだと思うわけです。

商品として成功することは、それよりよほど難しいことで
商品としての成功は、芸術としてではなく、商品の成功として高く評価されるべきと思います。

そして、逆に、芸術は、その敷居をもっともっと低くして
日々の生活の中で、いっぱいいっぱい見つけられると好いと思うのです。
・・・そう・・・わたしは、そう思うのです。

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