枚方市長選挙に見る安倍自民の戦略

安倍首相、ついに決断　「民主党と組んで選挙する必要ない」　大阪・枚方市長選の惜敗受け。
（産経新聞）
http://www.sankei.com/politics/news/150831/plt1508310052-n1.html
自民分裂選挙で枚方市長選挙で、
自民、民主両党の国会議員らが支援した現職が、
大阪維新の会の新人に２千票あまりの差で敗れた。
実情は、自民は現職を推す素振りを見せながら
一方で現職の足を引っ張るもう１人の自民候補を立てて、
大阪維新の候補を当選するように振舞った。

産経新聞の見出しは「安倍首相、ついに決断　「民主党と組んで選挙する必要ない」」
となっているが、初めから来年の参議院選挙を見据えた安倍官邸の筋書き通りなのだ。

官邸の戦略は
来年の参議院選挙で橋下・大阪維新の会と結託して
憲法改正勢力を伸ばしたい。
のである。

そのために、安倍官邸は橋下に大阪都構想実現の飴を与えることで
大阪維新勢力を憲法改正勢力に組み込む。

憲法改正をしたい安倍。
大阪都構想を実現したい橋下。
安倍と橋下の利害は完全に一致している。