奥大井/超高速！参勤交代

昨夜は薄明終から月出まで２時間半弱になったので、GPVを見て快晴が期待できそうだった奥大井に行った。

18時40分ころ現地に到着、何回もお世話になっているペンションウッドハウスおろくぼにあいさつをした後、不審者と間違われないように観望場所の隣のこの辺り唯一の民家にも行ってあいさつをした。　この家はしゃれたつくりの一軒家で、訪れたときにはもうすっかり暗くなっていて涼しかったにもかかわらず小学生くらいの姉妹が広い庭に出したエアー式のプールで水着で遊んでいた。　姉妹のご両親に隣の空き地で星を見ますと告げると、親切に（ウッドハウスおろくぼに）天文台もありますよと教えてくれた。　一家はプール遊びの後夏の名残りの花火をしていたらしく、観望中2回ほど屋根の上に打ち上げ花火が上がった。　ちょっと心温まるふれあいだった。

観望は薄明終の19時35分から月出20分後の22時25分までの2時間50分と時間は長くなかったが、GPV情報通りの快晴に恵まれ、夏の星雲星団55個、秋の星雲星団8個、δChp、X-1Cyg、ガーネットスター、海王星等を楽しむことができ、十分に満足できた。

帰路は車は東に向かって走るので、昇ってきた二十二夜の月を美しく眺められた。


今夜は昨年映画館で見て非常に面白く、日記にも書いた「超高速！参勤交代」をテレビで観た。　印象が強くよく覚えている場面もあったが、わずか１年ちょっと前なのにすっかり忘れていた場面もあり、2回目だがまた楽しく観ることができた。

余談だが、この物語の主人公は東国の小藩、湯長谷藩藩主の内藤政醇（ないとうまさあつ）、映画の中にもたびたび登場する内藤家の家紋は下り藤である。　私の母の旧姓は内藤で、家紋は下り藤だと聞いている。　遠い祖先でつながっているのかもしれない。