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2015年08月19日09:48

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中村天風先生『とにかく今日一日


とにかく今日一日、お互いの気持ちに勇気をつける言葉、喜びをわかち合う言葉、聞いていて何となく嬉しい言葉をお互いに言いあおうじゃないか。

日本の食糧自給率は40パーセント。先進国の中では、はるかに最低である。60パーセントは輸入に頼っている。お米を作らない農家には、政府から補助金が貰える。かつて豊葦原(とよあしはら)の瑞穂(みずほ)の国とうたわれた日本の姿は、そこにはいない。海外も国内も、いずれも農業の生産性が重視されて、化学肥料や農薬がふんだんに採用されている。

遺伝子組み換えの食品も増えてきた。人間の知識や技術は、欲望のままに自然に侵食し、合理性、利便性を追求して飽くことを知らない。こうして自然からどんどん離れていく。特に日本は、食糧と環境について海外からは、世界におけるモルモット国家とさえいわれている。徐々に日本人の健康が阻まれ、心身の異常による、異常な犯罪が続出している。

このとき在米の日本人女性が立ち上がった。外から母国日本の実態を見て我慢が出来なくなったという。自分たちの両親、兄弟姉妹たちの心身に健康が危ぶまれる。シカゴ在住の越山雅代さんをリーダーとする、全米各地から十有余人の元気な日本人女性たちが結集して「日本を元気にする運動」が始まった。

越山雅代さんは、かつてトランク一個を持って渡米し、遂にアメリカン・ドリームを実現させた元気一杯の女性である。

健全な心が健全な肉体を作るが、狭い日本の中で汚染された環境と不自然な食品の洪水で、心はもはや健全な肉体を作る力もない。緊急に心と体の同時改革が求められる。このため心身一如の健全なライフスタイル作りをめざして、女性の力による活動が展開する。

哲人中村天風の人生哲学に共鳴した「日本を元気にする運動」の女性軍団たちは、一方では全世界に一千万人以上の仲間を持つという“シルバーメッソド(SMC)”などを武器として「心の力」を強化し、他方ではサプリメント先進国アメリカの実績を背景に、栄養バランスによる補助食品の研究普及などを通して「体の力」の強化を進めている。「元気元気で、やる気、その気、本気で陽気に根気よく」日本中に元気一杯の声をかけ合って、元気の種をまいている。

こうした元気な女性たちの運動は、他にもいま日本では増え始めている。男は正義のために命を捨てるが、命を育み守るのは女性の力。古代ギリシャの喜劇作家アリストパネスの戯曲「女の平和」以来、時代を変えるのは、女性の力であるようである。


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