日本酒て、ぶっちゃけ美味しくないもんなあ。
…などとひとこと言えば、吟醸酒ずきがすぐに食ってかかる事は分かりきってる。
でもさ、ビールと、そこらで買えるワインがせいぜいの我々一般人からすると、これが本心なのよ。
吟醸酒ずきが反論したいのはわかるけど、そうしたくなるような美味い吟醸酒なんて、そもそも我々は手を出さない。
その、まず手を出させるという「なかなか超えられない壁」と「超えたときに思い切り驚かせてくれる味」このふたつ。これがセットで、必ずくるんじゃない限り、日本酒のファンは増えない。
コンビニで買って、あーうまいなーこれ、なんて思わせてくれたのは、出羽桜の缶入りだけだ。他のはどれも、やっぱりコメ臭くて、記憶を裏切らないほうの「日本酒だよねー」だった。
それ以上のものが無数にあることも知ってる。でも、そちらは高いし、買えるところが限られるし、しろうとのこっちには見分けがつかない。
良い意味で、安いワインにはハズレがない。でも、(比較的)安い日本酒はハズレばっかりだ。あれでは試そうとしても、数回でいやになってしまうよ。
いちどそういう意味での「ハズレなしリスト」でも作ってみるかな?なあんて思う時もある。
でもまあ、それこそしろうとの俺が言った書いたでは、誰も読まないだろうけどさ。
そういうガイドがない、というのも、日本酒がいつまで経ってもマニアのもの…でいる理由なんだよね。
なので、ビジュアル系やらアニメなラベルやらで、なんとか突破口を、と頑張る人達は、一所懸命だなあと感心することしきりだ。
そしてプロ側の彼らがそこに行っちゃうのは、つまりまともな突破口がないから、でもあるのよな。
どこそこの吟醸酒もうまいけど、灘の剣菱だってうまいぜー、みたいな、マジ語りをするコンシェルジュ、誰かやりなよ?
適任者がいつまでたってもしなかったら、俺がやろうかな(笑)
■「ジャケ買い」しても美味しい!「ビジュアル系」日本酒の魅力
(dot. - 08月10日 16:11)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=173&from=diary&id=3559600
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