烈

　今年のSF大会の企画向け課題番組、烈車戦隊トッキュウジャー順調に運行中であります。やっぱ戦隊物は基本に忠実、下手なカッコ付けしてないこども向けを真面目に素直に作るのがいちばんですなあ。
　しかし戦隊物、しかしおもちゃ売るための番組。トッキュウ１号から５号、あとから６号が追加されるトッキュウジャー、CMまで細かく確認してないが本編中に出てくる列車は各トッキュウジャーが乗り込む６編成だけかと思いきや、サポート列車と称してディーゼル機関車やら消防列車、警察列車まで出てくるんでその数なんと１３編成！これだけでも買う立場を想像してみると恐ろしいのだが、さらに怖いことにはこれらの列車を同時に停車させられるハイパーターミナルというもっと大型の駅まであって、こいつも単体で巨大蒸気機関車形態に変形、おまけにぜんぶと合体するとゆー。
　敵方のヒロイン役（日高のり子）がもーおはっきり萌え豚切り捨てなデザインで出てくるのも潔いんだが、ラストも近い４２話「君に届く言葉」本放送は大晦日も近い２０１４年１２月２８日が特筆すべき変異回。
　この回、戦闘無しの日常回ってわけじゃないのに本編中に敵がほとんど出てこず、もちろん悪巧みもしてない。最終決戦を前に明かされつつある設定を知って悩む戦隊側キャラだけで話が進む。回想シーンでちらっと戦闘シーンは出てくる。しかし、敵が悪巧みしてないんで本編ではお約束の戦闘シーンももちろんロボ戦もない。戦隊シリーズで本編に戦闘シーンがない回って初めてじゃないかなあ。

　「すごい科学で守ります」は、その年の戦隊物と仮面ライダーが肴となる。つまり、おーざっぱに毎年戦隊物とライダー合わせて１００話くらい消化しなきゃならない。去年サボった笹本は、今年は前後合わせて６作品２００話くらい消化しなきゃならなかったんだが、ここまで来れば残り双桁に追い込んだはず。まあ油断してると毎日曜日朝に見てない回が二話ずつ増えていくわけですが、これでなんとか終わりが見えてきた。