異端妄説、ですか

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/44306?page=3

言いたいことはわかる
だが見落としがあるね

異端…一種のブルーオーシャン…を得た者が、それを強化固定する方法としては「非　異端」しかないんだよ

己を超える異端を、「かつての異端」は許さないのさ
それは己が「時代遅れになった」と認識することに他ならないから
それを認めるような柔軟さを、たかが100年も生きられない「人間」は持つことが出来ない

「オレに間違ぇは無ぇ」ってやつさ


かつて斬新であり、そして勝ちまくり、あるポジションを得たとしたら、その人物がそれを確たるものとしようとしたとき、やることは「保全」のみだ
その罠からは、たいていの者は逃げられない

でも、それはかなりうまくゆくのだ。ふつうはその人物がターゲットとした世界が「それ以上に動脈硬化症してる」からね

正しいのではない。変化するのだ
そして変化に対応できるのは、若いうちだけだ


「いちご大福」を知ってるかな？
あれは、古い和菓子屋には作れない
「酸味が求められている」という、和菓子の欠点に、古い人たちは気づかないからだ

しかしいちご大福を思いついても、そこで終わりじゃない
「酸味」と気づけば、「ではいちごでなくてもいい」と気づく者が現れる
その次もまた、誰かが思いつくだろう

そういうものなのだ

それは能力や仕組みでは超えられない

「若さ」それだけが、それを超えるのだ

したがって、どんな強者も、いずれは敗北する


永遠の勝者は存在ないのだ（チャン・キム博士の論によればな