TV番組の日本人の3割しか知らないことをヴィデオで見たけど、LとRの発音の違い。
全く本質的なところが説明されていない。ネイテイヴは無意識的にやっているから自覚していないんだよ。ネイティヴじゃないから客観的にわかることもあるんだよ。
Lは舌を上顎に付けて発音するがRは舌を上顎に付けないで発音するのが違いの本質。舌を後ろに引くとかどうこういう問題じゃあないんだよ。だからLaはDa(ダ)に近くなるしRaは(ゥラ)に近くなる。だから赤(red)はゥレッになるのよね。
同様のことはhとfの違いにも言えてネイティヴは無意識的にやっているからどうやっているかわからないんだよ。それを苦労して学習した非ネイティヴが初めて分析できる。
hとfの違いはどこから息を出すかの違いなんだよ。hは上下の唇の間から息を出し、唇は振動しないのがhのフ。日本語のフもこれ。それに対しfは上の歯と下唇の間から息を出す。場合によっては下唇はブルブルと振動する(振動しなくても良い)。日本語の解説では上の歯で下唇を強く噛むように指導しているものもあるけど、それは全く必要なく、上の歯と下唇が軽く触れていてもOK牧場。いや全く触れていなくても息が上の歯と下唇の間を通過していれさえすればOK牧場なんだよ。特に英語は発音のスピードが速いから鳩と唇が接触している暇なんてないからね。
この本質的なことがわかっていない語学指導者が多すぎるから日本人の英語の発音が悪いのよね。無意識的にLとR、HとFの聞き分けや発音の区別をやっているネイティヴ指導者たちに、その本質がわからなければ非ネイティヴの日本人に発音の指導は無理だよ。
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