ロータリー復活話

マツダのフラッグシップエンジンなだけに何度も開発の話が持ち上がっては消えていくロータリーエンジン。
今回の話もまだその範囲を超えるに至ってないような気もする。しかし今までより信憑性も高いと感じる。
そう感じるのはやはりND型ロードスターの印象があるからだろう。

シフト回り、そしてステアリングの接地感の甘さ。そのフィールが何ともRX-7っぽかったのだ。その印象が頭にあったから、シャーシはND型ロードスターの物をベースに下は重め、上は軽めにしてよじれさせるのでは？なんて推測をしている。
それにND型ロードスターは前後重量配分は５：５のフロントミッドシップマシン。エンジンマウントの位置を考えても現実的と考えている。

今回の話が信憑性が高いと感じるもう一つの要因はエンジンの仕様が具体的だったこと。
スカイアクティブを搭載させて出すと言った事で現実味が強まった。
個人的にはスカイアクティブを遣う事で高出力エンジンに仕上がるのではないか？とゆう期待もある。スカイアクティブは平たく言えばディーゼルのコモンレールのようなものだ。レネシスロータリーで直噴状態に近い燃料噴射の技術は確立されているからいいものが仕上がる事を期待している。

最後にトヨタに供給して８６にロータリーを載せるとゆう話に触れようと思うが、俺はこれは反対派。
理由はやっぱりシャーシとレイアウトで、86はワイドなボクサーエンジンを積むことを前提に作っているため。確かにロータリーも低重心で補器類を含めると横に広がるところはあるのだが、エンジンルーム内バランスが変わってくる。それがスポーツ走行をした時にどうゆう挙動になるのか心配がある。しかもロータリーはエンジン自体がジャイロ効果を作ってしまうため、曲がらない車になりやすい特性がある。
だから８６にロータリーを積むくらいなら新規車種に積んだ方がいい車が出来ると思うから反対なのだ。
まぁ効率重視のトヨタがそんな無駄なことをするとは思えないし、スポーツカーを創るにあたりコストや効率の面から見て明らかな無駄が大切だったりするのでトヨタが好んでやるとは思えないのだけどね。