数日前、おばあちゃんからおすそ分けのさくらんぼが届いた。
青森県南部町名川チェリーセンターからの、まっかな真っ赤な
さくらんぼです。
私が通った小学校の校庭には桜の木が何本かあった。
その桜の花がやがて散って、そのあとに出来るのが小さな赤い実のさくらんぼ。
初夏になると、鉄棒やブランコのそばにたくさんたくさん落ちていた。
桜の木に生るさくらんぼは、小さな小さな赤ちゃんさくらんぼです。
一方、昔よく出回っていた食用のさくらんぼの品種は「ナポレオン」が多かったかな。
今人気の甘味ある「「佐藤錦」と違って、
「黄色いさくらんぼ〜♪」の歌詞に出てくる
ような、甘酸っぱさが口の中に広がる味だった。
調べてみると、さくらぼの名前はもとは
桜ん坊からきているらしい。
さくらんぼ(桜桃)はバラ科サクラ属サクラ亜属。
現在の食用さくらんぼは、殆どがヨーロッパ系の西洋実桜(セイヨウミザクラ)の果実。
明治初期、ドイツ人によって北海道に初めて植えられた。
桜桃とは本来はシナザクラの漢名で、もちろん樹もその実も指す。
が、方や「山桜桃梅(ユスラウメ))」の異名でもある。
以前、宇都宮の庭ではユスラウメも植えていた私。
当時は空前の韓流ブーム。ご多分に漏れず、まるこもはまった
韓国映画。
「我が子心のオルガン」に出て来た白磁の器に盛られた真っ赤なユスラウメは、
鮮やかに映し出された少女ホニョンの
乙女心。。。
そのシーンが忘れられなくてネ、さっそくに植えたユスラウメでしたの。
「さくらんぼ」「桜桃」とも夏の季語。疲労回復、高血圧、虫歯予防にもイイらしい。
世界生産量ランキングは一位がイラン、以下アメリカ、イラン、イタリア、日本は21位ぐらい。
誰だったかな?
ヨーロッパをヒッチハイクの旅をした時、道端のさくらんぼを食べた思い出を楽しそうに話してた。
さくらんぼの花は白い花。
陸奥の国南部町近くにある我がふる里。
かつては、晩春、緑深き山あいの景色はまるでキャンバスの中にさくらんぼの白い花の点描画
を一気に描いたような、そんな眺めに変わる田園風景の田舎だった。今はどうかな?
結婚以来、夫もおばあちゃんも大好物になった「
さくらんぼ」
冷蔵庫の前に立つ旦那様の姿が、やたらと頻繁になる七月でございます・・・
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