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2015年07月08日04:50

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自分を持つこと

私は、「自分」というのが、本当ーー〜になかった。

病院に入院しても、4人部屋でくつろいでたら、知らない女の人がやってきて、

「Hくんって、人が、1度貴女と話してみたいって言ってるの。お願いだからデイルームまで来て、一緒にお話してくれない?

と、言われて、ああ、閉鎖病棟で、話し相手がいないから話し相手になって欲しいんだろうな、なんて甘い考えで、デイルームへ行ったら、

10メートルほど向こうで、チラチラとこちらの様子を伺っている(怪しげな)男性がいた。

それが、H君だった。

「H君、恥ずかしがり屋さんだから、H君の4人部屋の手前のソファまで、行ってあげて話してくれないかな?

ちょっと、怪訝になったけど、数人の男女に促されるまま、H君のところへ行った。


まず、至近距離まで行って、すぐ名前と住所と電話番号と携帯のメアドを紙に書くよう指示された。

なんか、変…、と、思ったものの、「断る」という事が苦手な私は、言われるまま、全部書いてしまった。


「そこ、座って。」とソファに促されて、とりあえず座った。

H君も、私の隣に座った。

沈黙。


………は、話しづれえ……( ;´Д`)


H君の同室の男性が出てきて

「そいつさ、自分から喋るってできないんだよな。そいつの興味あることだったら、結構反応するから、話してやってよ。」

と言ってきた。


自分から、話したいって言って、話の主導権、初対面の私が握るのおΣ(゚д゚lll)

それでも、私は、その場から去れなかった。

「相手の言いなりになってしまう」という境界例の特徴から、嫌だったけど、ホステスみたいに、話題をふってしまった。


H君は、ポツリポツリと話し出した。


今ならまず言えるのが

「きったない身なりしてんなあー。風呂何ヶ月入ってないねんexclamation髭も剃れやむかっ(怒り)

であろう。


その、私のうわべの愛嬌の良さに味をしめたのか、H君は、その後、毎日毎日 友達を使って

「僕の所へ来て」

と部屋へ強制連行するのだ。


さすがに、苦痛になり、担当医に言って、逃げるように退院した。


退院してから、2、3日して、H君からメールが来た。

「キッショexclamation ×2

と思って、受信拒否した。

そしたら、自分のメアドを変更して、また、私の携帯にメールを何件もよこしてきた。


(こいつ…マジでヤバイかも……)

と、その時初めてゾッとした。


電話も、もちろんかかってきた。

また

「僕の所へ来てよ」

と言うのである。

しかも、今度は、自宅である((((;゚Д゚)))))))

「H君、天王寺でしょ、私、そんな遠くまで行く元気ないよ。(1時間半ぐらい電車でかかる)」


「じゃ、どこまでだったら来れる?

今の私なら

「どこまで来れる?じゃねーよ、自宅療養でもしてろよ。」

と言えるであろう。

でも、その時は、相手に応えないと(この変な姿勢は幼少期、母親が毎日毎日愚痴や父の素行を聞いて欲しくて、私に刷り込ませた対人関係の形であった)

「どこまで…って、行けて、心斎橋…ぐらいだけど…」

などという、受け答えをして、H君に翻弄されていた。

(結局、主治医に相談して、やめた)


メールなら、強気でまだ言えたから、

「H君さ、毎日毎日、女の子の事ばっかり追っかけてないで、少しは社会復帰に目を向けたらどうなのさ。」

と送ったら、

「めーやんに、いちばん 言われたくないことだったよ(半泣き顔文字で)」

と、一応、男としてのプライドがあるっぽかった。

「あのさあ、うち、自営なんだよね。そう何十件も、メールできる暇なんてないんだけど?

と、またもや、強気でメールしてみた。

「好きな子に、おはよう、とか、おやすみ、とか、言われて感じる幸せもあるんやからあ(/ _ ; )」

などと、クッソ女々しい事言い出して、こいつ、もう末期やな……

閉鎖に閉じ込められてた訳がやっとわかった。

あと、出会い系男子かexclamationと思ったのは、やたら顔写メを送るよう言ってきた。

「めーやんの、顔写メ見ると、ドキッとするねン。。。。(//////)」


はーーーーexclamation ×2きっしょexclamationさぶいぼたつわexclamation ×2


我慢できなくなり、H君の親御さん宛に手紙を出して、2度と関わらせないように、強くお願いした。


思えばH君も境界例人格障害であったのだろう。


私はボダが大好きそうな空気をプンプン醸し出してるみたいだ。


女子の境界例ならまだしも、男子はこりごりである。


そりゃ、私だって、SHOやんの存在にしがみついてたけどさあ……、

高山先生が、

「一緒になって、SHOやんのパンツを洗濯する、という図は思い浮かべられるか?」

と、診察で聞いてきて、

「いや……、それは、想像したことないな……、あくまで、見ているだけで満足。(そしてもし音楽活動をしていれば、ちょいちょい物販に出てきてくれて、相手してくれるだけで満足である。)」

と、応えたら、

「それは、現実的な恋じゃないなあ(ニッコリ)」

とアドバイスされた。


長澤まさみの、恋の名言に

「女子は子宮で男性に恋をするもの」

と、言ってて、まさに、キュンハート として

(この人なら……ハート)って思えるような異性が、恋愛対象なのだという。


私は、BLも好物だけど、少女漫画も大好きなので、

「君に届け」

とか

「星の瞳のシルエット」

とか

「アーシアン」(これBLか…)

とか、

無意識に惹かれあって、周囲から見ても、なんかあいつらお似合いだな……

みたいな、グーハーとか土銀みたいな(BLやんけ……www)


特別なもの同士、が、ひっつく幻想が強い。


現実的に理想だなあって思うのは、YUKIちゃんとYO-KINGですね。


ひっついてから、どうずっと、お互いドキドキ感が持続するか、とかも大事かなあ。

て、思うと、お洒落って、自己満でもあるけど、男性の目に(イイな)と思わせられるような、そんな要素もいるのかなって。


あーーーどうでもいい人は寄ってくるのになあ。


そういえば7/2の夷狄のライブに行って、初めて単発でRYOくんを見た。

test-No.より、お客さん多いんじゃね? なんて思って見てた。

RYOくんモテるよねえ…。


夷狄のメンバー、めっちゃ気さくで、めっちゃ話しやすかった。


また行こうかなあ、なんって。







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