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2015年06月24日15:03

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専業主婦も給料をもらうべき!?ニューヨーク発「良妻ボーナス」

専業主婦、キャリアウーマン…女性がどんな生き方をしようと、決定権は女性自身にあるはず。でも、今の世の中、名門大学を出て、職場でも傑出した地位のある女性が自ら専業主婦になろうとすることは、相当勇気のいる事ですよね。

サラリーマンが年末にボーナスをもらう、これはもう当たり前の事。でも、専業主婦が「良妻ボーナス」をもらうって、聞いた事あります? 実は、今ニューヨークのマンハッタンでそんな動きがあるんです。文字通り「良妻ボーナス」は、年間を通して専業主婦が果すべき義務を遂行した妻達に対する賞与なわけです。

ニューヨーク・タイムズによると、マンハッタンでは若くて美しいお母さん達が、自分の美しさを磨くだけでなく、子供の送り迎え、不動産などの管理、家事や料理にいたるまで、すべてを満遍なくこなして良妻ぶりを発揮しているそうなんです。つまり、仕事で忙しい夫を家のことで煩わさないよう、気を配っているのです。すると、年末になると夫は「良妻ボーナス」を感謝の意を込めて妻に手渡す、というわけです。

なぜこんなボーナス制度が出きたんでしょうか。ビジネス・インサイダー誌はこれは100%肯定できる制度だと言っています。結婚とは異なる個人が共同の利益のために共に生活をしているわけで、そういった意味では、役割分担を明確にしているといえます。伝統的な家庭では、妻が家事のすべてを一手に担い、夫は外で仕事をして家計を支える図式でした。それが、共働きの家庭の出現で徐々に伝統的な家庭は少なくなってきました。それでも、マンハッタンのアッパーイーストでは富裕な家庭が多く、未だに伝統的な役割分担を続けています。夫は一家の大黒柱なので、家族を養っていく為にすべての力を仕事に注がなければいけません。このような状況下では、「良妻ボーナス」は妻の貢献を実質的に肯定する制度です。妻の負担する家事が多くても、家庭の運転がうまくいっていたら、その報酬として家庭の収入の一部分を「良妻ボーナス」としてもらうことも当然のことに思えます。しかももっとうまくいけば、一年の終わりに「年末ボーナス」ももらえればなおよし。

でも「良妻ボーナス」を歪曲してしまう人達もいて、そんなときは、夫婦共同の銀行口座を作ったほうが良いでしょう。中には男性が自分を「社長」だと思い、女性が「従業員」だとして、男性側の判断で出来るだけ少ない「給料」を手渡すような形になってしまいます。要は、夫婦は雇用主でも従業員でもありません。共同の利益を享有するパートナーです。夫婦が財産をどの様に分配するかは、理性的によく話し合うことが大事です。ニューヨーク・ポストの中で、ある主婦が説明していました:「良妻ボーナスは私に経済的な自由を与えてくれたし、罪悪感を感じる事もなくなりました。私達には共同の銀行口座があって、まだこういう形をとっていない頃は、夫のお金を使うのに気兼ねしていました。でもいまはもう、そんな風に思う必要はありません。」

「良妻ボーナス」はプラスの面が多いようですが、ニューヨーク・タイムズは結婚生活に真の経済的な平等感がなくなった時、男性側しだいでボーナスをあげたり、そんな制度はなかったものにしてしまったりする、と指摘しています。このように、「良妻ボーナス」を受け取っている奥様方は、本質的に夫の依存から離れたわけではありません。その点は、女性側の方も心しておいて欲しいものです。

(快楽工作人雑誌より抜粋)

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