mixiユーザー(id:8125552)

2015年06月20日21:11

168 view

近藤次郎先生をしのぶ会

東京大学武田先端知ビル5F武田ホールで標記会合が開かれるという連絡を受けて出席して見たら、恒例の航空宇宙総会だった。
近藤次郎先生の東大での経歴程度の紹介と1分間の黙とうをしただけで期待はずれであった。近藤次郎先生は教科書を何冊も出版され、政府から依頼された公務を全部引き受けられ、大きな勲章も受けられているのにそれらの紹介も無かった。京都議定書を議長としてまとめられたのは間違いだったと思うが、良い意味での御用学者の鑑であったことは間違いない。
東京に出たついでに両国の江戸東京博物館によって「花燃ゆ」展も見てきた。先日、萩市を訪ねて松陰神社を見てきたばかりなので判り易かった。この展示はそっくり萩市で常設展にすべきと思った。
今年の航空宇宙総会は欠席する積りだったので、すっかり忘れていたが国中均氏による講演「はやぶさ2小惑星探査ミッション」を聞き逃した。ただ、最後の5分間で中須賀教授から質問があった。
「はやぶさミッションで、プロマネにも知らせてない手段を用意していたからミッションが助かったということだが、隠しておくようなことを用意しておくのは駄目なのではないか。特にJAXAの態度に会わないのではないか。」
これに対して国中氏の答えは次の通り。
「皆さん忘れてしまっているかもしれないが、設計会議でこのような手段もあると説明した。」というものであった。
国中氏の答えが真実だとすれば、マスコミが勝手に面白く脚色しただけということになる。当時のISASのやり方では国中氏が勝手にやったのだと思う。ISASの研究者は各自が自信を持っていて、マネジャも任せていた面が多かったのに違いない。この質疑自体がJAXAのトップの指示により作られたもののように思う。


0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する