乾山見参！

６月１７日（木）
阿佐ヶ谷にある店での会食に参加するため東京に出たついでにサントリー美術館で開催されている「乾山見参！」展を見た。週日にも拘わらず大勢の人が見に来ていた。
乾山は尾形光琳の弟で陶芸に秀でた尾形乾山のことで野々村仁清の流れを汲む。展覧会名はひどいダジャレ。
中国の明からの焼き物や他人の作品を模して作ったものは「写し」というらしい。下手に伝われば偽物扱いされるだろう。悪く言えばコピー商品だが、芸術家は良いと思ったものを真似して作ってみるのは当然のことだろう。
阿佐ヶ谷駅には初めて降り立ったように思う。３０ｍはあると思われる２本の大きな木が印象に残った。セコイアであろうか。