先日、13日にちょこっとつぶやいたけど、北鎌倉に行ったのです。
北鎌倉って、偶然に人生の節目の時に行ったりする。
過去で言えば、九州にいるとき、右足の痛みがどんどん強くなって
たぶん、遠いところの旅行も これが最後かな って思ったときに
友人と北鎌倉に来たのです。
その時は、葉祥明美術館が目的だった。
ちょうど、台風が来る?来ない?の時で 結局雨が激しく降り出して
北鎌倉駅のホームで電車を待っているときの雨音が と〜〜っても心に響いたのでした。
その後、東京に来て 慣れない環境と仕事のストレスを癒してくれたのは
北鎌倉の円覚寺で開催された ガイアシンフォニーのオープンライブ
そこで、ディジュリドゥに出会って、眠りかけた魂が再び目覚め
自分らしく東京での生活を楽しむことができたりして・・・
そして、13日の明月院の紫陽花達
ここは、ブルーの紫陽花だけが咲いている
あっちもこっちも青い紫陽花
ちょっと 飽きる(*_*)
梅雨に入っているけど 雨は降ってなくって、陽射しも強くなかったから
辛くはなかったけど、人の多さには ちょっと疲れたかな
そのあと、円覚寺に行って楽しんで
おいしいご飯も食べて ウキウキで
帰りの電車の中で 思い出した。
母が亡くなる日の夜明け頃に見た夢
亡くなった父が バイクに乗って迎えに来た
そのバイクに乗り込んだ母に
『どこに行くの?』 と尋ねると
母は 『この向こうに 紫陽花がい〜〜〜〜っぱい咲いているから お父さんと見に行くのよ』
そう言って 初めて見る輝く笑顔で 父と行ってしまった。
両親は あちらで
あたしは こちらで
紫陽花を見る。
夏至が過ぎたら 母の命日なのでした。
そして、昨日は 橘 志乃先生に教えていただきながらの 絵手紙講座を受けました。
先生が 来週は父の日なので お父さんに宛てたお手紙を書きましょう って。
だから これ
(下手な絵をみんなに晒す勇気をありがとう(#^.^#) )
あっちとここっちで見る紫陽花
私は こっちで 優しい仲間に支えられながら 人生に彩りを増やしているよ、って。
父の日に向けて 絵手紙を描いたのでした。
植物さんは 今までの自分の足跡を 静かに 囁いてくれる。
そこには 人が年齢を重ねても 変わらない植物さんの姿があるから。
だから 簡単に過去に戻れたりする。
『紫陽花はね、小さなお花が集まって 一つのお花になって、そのお花が集まって 紫陽花の木になってるだろ、家族もそうなんだよ。 家族だけじゃなく 社会も国もそうなんだよ。』
父のこの言葉が 今の私に育ててくれたのだと思います。
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