「そういうものである。」
カート・ボネガット『スローターハウス5』(←お奨め本)
に、何度も出てくる言葉。
主人公は宇宙人に拉致され、時間を自由に行き来できるようになる。
(意識の中だけで)
じたばたしないで、流れに任せて一生を送る。
ポイントポイントで「そういうものである。」と悟る・・・。
さて、
夫婦も35年を経ると、
可愛かった奥様も、恐ろしい存在となる。
お互いに年を取ったので物忘れもひどい。
僕が忘れると「言ったでしょう!」と言われるが、
ご自身が忘れたときは、覚えているフリをする。
言い返してもけんかになるだけだし、
二人きりの毎日で、喧嘩していると気詰まりだから
極力、黙って流します。
というわけで、
「そういうものである。」
と言い聞かせて、
理不尽だと感じても
黙っています。
↑すると、「都合が悪いとすぐ黙る!」と
更なる追撃がありますが・・・。
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