今日のネットのニュースによると、
日本初の春画展が今年の9月19日から12月23日にかけて、
18歳未満入場禁止を条件に、都内の永青文庫で開催されることが決まったとの事です。
春画については、2013年10月5日に日記に書きました。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1913367807&owner_id=1417947
それは、イギリスの「大英博物館」で300点余りを集めた、
史上空前の春画展が開催される事についてでした。
その時、「今の日本では、絶対開催出来ない美術展でしょう。」と書いたのですが、
大英博物館での展覧会が終わった直後の2014年1月に開催する企画があったようです。
しかし、国内で受け入れる美術館が見つからずに開催が1年半伸びたとの事です。
それが開催できることになったのは、
細川護煕元総理大臣が理事長を務める永青文庫を説得できたからのようです。
永青文庫は、旧熊本藩主細川家伝来の美術品、歴史資料などを収蔵しています。
建物も細川家の屋敷跡に建てられていて、
細川家伝来の春画も展示される予定になっているとの事です。
ネットのニュースでは、展示しても大丈夫なのだろうか?に関心があるようです。
これまで春画は江戸時代のポルノとの認識でしたが、
最近は無修正の出版も多くなっているとの事で、
芸術性が認められるようになっているのかも知れません。
「わいせつ」の概念は、時代とともに変遷すると考えるのが通説ですし、
ヨーロッパのジャポニズムに、春画も大きな影響を与えましたので、
警視庁も簡単にわいせつ物陳列と判断出来ないと思いますが、
どのような対応をとるのか興味があります。
僕は、ロンドンには行けませんでしたが、東京は近い事もありますので、
出来れば行ってみたいと思っています。
ログインしてコメントを確認・投稿する