今日まで、栃木県総合文化センターで、美術文化協会の公募展、
第75回美術文化展が開催されていました。
東京都美術館で開催された後巡回し、
栃木県と京都市美術館、愛知県美術館で開催されるとの事です。
美術文化協会は、1939年(昭和14年)に設立された、
シュールレアリスムを志向する前衛芸術家の集まりで、歴史のある団体です。
4年前、栃木県に巡回する事が決まっていたそうですが、
東日本大震災の直後だったため、止むを得ず中止となった経緯があります。
今回の栃木県での開催の中心となったのが、
僕の中学校の美術の恩師のA先生でした。
昨日の下野新聞に写真入りでその経過などを含めて載っていました。
そのような事もあったので、先日この展覧会を覗きに行きました。
A先生も来ていらっしゃっていて、
挨拶に行ったら、僕が名乗る前に分かってくれて握手してくれました。
多分、お目に掛かるのは中学校を卒業して以来だと思いますから、
47年ぶりにお会いした事になります。
A先生は、僕が中学2年の時に人事異動で僕の在籍していた中学校に来られ、
担任だった事はありませんが、美術を教わりました。
最初の美術のテストで、25点満点のテストが6点きりもらえなかった事を覚えています。
どんな問題で、何が出来なかったのかは、もう定かではありませんが、
ショックを受けた事だけは覚えています。
A先生とお話をしていたところに、A先生と同僚だったY先生が来られました。
Y先生と言われなければ分かりませんでしたが、
話をしている内に昔のイメージが戻って来ました。
確か、君はよく走り回っていたよなぁと言われました。
僕は、中学の時は陸上部にいました。
生徒会長もやっていたよなぁとも言われました。
良く覚えてくれているものだと感心もし、有難いとも思いました。
A先生は新聞に82歳と書いてありました。
Y先生も同じ位の年配だと思います。
お二人ともお年には見えない位お元気で、矍鑠としていらっしゃいました。
来月、中学校のクラス会がありますので、
皆に両先生の事をお話しておきますと言って別れました。
とても懐かしくて良い一時でした。
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