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2015年06月03日13:40

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【プロ野球】ドームランなるものを考える

■ロッテ、9回満塁弾で大逆転〈2日のセ・パ交流戦〉
(朝日新聞デジタル - 06月02日 20:59)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3447103


今年の交流戦は、ワンサイドのゲームが少なく、
エラーや采配ミスなどの「凡プレー」はあるものの、
総じてスリリングなゲームが多い。

同時刻にゲームをやっているわけだから、
贔屓チームしか見られないのだけれど、
プロ野球ニュースでもなんでも見た方がいいし、
ネットでもいいからスポーツ紙に目を通すくらいはしておきたい。

昨日のゲームは、ほんといろいろ面白かったですわーい(嬉しい顔)

セントラル側の視点でざっとまとめると、
現状読売ジャイアンツより下の「打てない」阪神が、
それでもなんとかして、守護神オ・スンファンを投入とここまでは勝つ流れ。
ツーアウトまで順調だったものが……

鳥谷がね。

セカンドよりの打球にかろうじてグラブに当てたものの……ヒット。
次打者は、サードよりの打球に補給までは出来たものの……ヒット。

全盛期の鳥谷なら、両方アウトッて感じでしょ?
せめてひとつは……っていう感じがオ・スンファンにはあって、
その「なんともいえない感じ」が制球を乱し、次打者に四球を与え満塁。
そして……

タラレバで言えばそれっきりだけど、
三安打したとはいえ、今季は鳥谷の「頼りにならなさ」が見えてきた。
マートンもゴメスもイマイチで、鳥谷が衰えてきた今、
セ界一の巨大戦力を有した阪神は、
読売ほど一軍半が充実していないためにかなり苦しい。
その点では、よくやっている。

広島は、大エースマエケンが雨の中8回まで抑えてきたのに、
9回のリリーフが大炎上。
これは、首脳陣の設計が悪いです。
信用できるケツ持ちがいないのなら、
9回も行けそうならマエケンを投げさせるべきだったし、
クローザー不在なら、誰でも「調子の良さでぶつける」くらいでないと。

DeNAは強いね。
中日は、ヤクルトはと……読売のゲームが早く終わったので、
終盤はほぼ全部見ることが出来たけど、
まあいいや。


本題、「ドームランなるものの話」

     野球  野球  野球


もともとこの言葉、桑田真澄が言ったんじゃなかったっけ?

意味としては、
「東京ドームでは、入らないだろうと思った打球がホームランになることがある」
だから、投手としては怖いのだと。

まず、先に言っておきますが、
「東京ドームが傑出してホームランの出やすい球場」なのではありません。
これみんな知らない人は、そう思っているよね。

確かに全体で見れば、出やすい方ではある。
しかし、実際のパークファクターで言えば、
例えばセントラルなら、神宮、横浜についで3番目です。

球場やフェンスの大きさ考えても想像つくよね。
昨日のホームランで言えば、畠山の二本と梶谷の初回のは、
「東京ドームなら入らない」
せいぜいフェンス直撃で終わる。

甲子園でもポール際がものすごく近いために、
とくにレフトポール際は風の影響もあってか、
ふらふら打球がよく入る。

しかし、いわゆるドームランでは、
そういう「ピッチャー的に打ちとった打球」があれれれれ?と、


   「理由がよくわからない」

けれど、ホームランになるということです。

これはひとつは、感覚的な問題。
東京ドームは、ほぼ真四角な外形の中に押し込んでいるために、
右中間左中間の膨らみがない。
それでも開設当時は、はじめて規定を満たすサイズの球場であって、
当時は明らかにホームランの少ない球場でした。

それでも、もっともドームで投げるジャイアンツ投手陣は真っ先に違和感を感じていた。
右中間左中間は、一番ホームラン性の打球が飛ぶところだし、
ある程度は仕方ないにしても、
「打ちとった感のある打球」が入っちゃう。
センター後方ラインの辺りで失速する程度のフライなら、入る距離なんだよね。
だから、体感イメージが狂う。
これは、他球場にはある膨らみのなさが大きい。
それが、「ボールが飛ぶ時代」に入って顕著になった。

え?あんな打球が届いちゃうの?と。


でも、ドームランなるものはそれだけじゃない。
もっと「説明できないような謎打球がある」ってことです。

元ヤクルト宮本なんかも、
「神宮では入らない打球が入る」
「よそで数本しか打てなくても、ドームなら」
と、語ってますな。

昨日の、「坂本のホームラン」がまさにそれだった。

実際、阪神や広島戦だったら今頃火病の人が、
「空調操作のドームラン」って喚いている。
残念ながら、セントラルの他チームファンはゲームを見ていないし、
オリックスファンには、そこまで火病の人は少ないのが実情ですね。

だから、騒がれないけれど、
あれは「異常な光景」だった。

リプレイで見れば、坂本は完全に振りきっているし、
右翼側に「しっかり押し込んでいる」ので、
本人も一瞬「どや?!」って感じで打球方向を見上げている。
しかしその直後、「あ〜〜あ、上がり過ぎだよ……ライトフライだ」と落胆もありあり。
本人が、「上がり過ぎだよ」と思った打球が入っちゃう。

これが、「謎のドームラン」です。

ちなみにですね、ジャイアンツが気流操作しているとかいう事実はありえないですね。
構造上、やりようによっては不可能じゃないのかもしれないけれど、
東京ドーム開設以来、

   「統計上、どのチームも、
    ジャイアンツと同等にドームの恩恵に預かっている」

巨人だけが有利になっているデータは皆無です。

一時期、読売ジャイアンツがホームランバッターをいっぱい並べていたおかげで、
偏っているように妄想したのでしょうが、
事実は、どのチームにも同じ割合で「ドームランは起きている」
アンチは、少しはまともに勉強した方がいいです。
(そんな気があれば、アンチなんかするわけないんだけどさほっとした顔

  *一回、おかしなアンチさんが、
   「オレの集計によれば、ゴミ売りはこれだけドームランを打っていて、
    他のチームはゼロ」
   と言い出したのを思い出した!うれしい顔
   可愛そうだねほんと。


で、件の「謎なドームラン」

元木なんかは、けっこうマジで狙ったらしい。
練習中にわざと高いフライを上げて、どのコースなら「伸びるのか」探ったり。
その暇があれば、普通の打球打てよ!と思うけど、
そういうところが元木らしい。

利用できるものはとことん利用するのは、ある意味プロだね。
で彼に言わせると、
ゲームや時間によって違うけれど、
「気流の道」のようなものが高いところにあって、
そこにのせれば「ふらふらどーん」(某女子レスラーの技ではない)なのだそうだ。

事実かどうかはわからないよ。



      うれしい顔目がハート野球


でここからは、勝手な推論。

あまりにも、「ふらふら打球」が入るという話が多いのは、
距離感のイメージを錯覚していたり、集団幻想のような思い込みなどではなく、
「ほんとうにあるのではないか?」
という前提に立った仮説。

東京ドームは、72個(だけえ?)の送風機が、
風邪を起こさない程度に空気を循環させており、
温度や気圧の管理はコンピュータによって集中制御している、はず。

だから具体的に「こういう風が吹く」ろいった現象はない。

それでもドーム観戦していればわかるけど、
シートによってまた時間によって、どこからかそよそよと風が吹いている。

なぜだろう?と考えてみた。

これはたぶん、

    内野席特にバックネットより
        ↓
    外野席特にバックスクリーン周辺

に向けて、極端なエネルギー差が生じるからじゃないだろうか?
バックネットよりの方は、人口密度、各種機器類、売店の火力など、
圧倒的に熱量が高いのに対し、
席数そのものが少なく、バックネットに向けてほぼ壁しかない外野は、
放出している熱量が低いのである。

ホームベースよりから、外野に向けてこれだけの熱の偏りがあれば、
特有の気流が生まれるのではないか?

もちろんそういった極端な風の流れをつくらないように、
ハイテク空調システムがあるわけだが、
内野よりで発生する大きな上昇気流は、
ドームの天井周辺を伝わって、独特の流れを作るのではないか?

撹拌されているなかで、
例えば「離岸流」のようなスポット気流があるのではないか?

だから稀にそこに乗っちゃうと、あれれれれれ?と運ばれる……のかも。


ドームの天井全体に、5メートメッシュで10m位のヒモをさげて、
ゲーム開始前から5時間位モニターすれば、
それを5〜6試合サンプリングすれば、
それなりなデータが得られるかもしれない。

誰かやってくんないかなあ?

スパコンでシミュレーションしてもいいはずなのに、誰もやってる気がしないし。
ちょっと予算がかかるかもしれないけれど、
流体力学の偉い人、プリーズヘルプ!






















◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

ロッテ、9回満塁弾で大逆転〈2日のセ・パ交流戦〉
2015年6月2日22時24分

◇巨人2―1オリックス

 巨人は三回、相川の適時三塁打で先行すると、六回は坂本の本塁打で追加点。4投手の継投で逃げ切った。オリックスは4連敗。

◇ヤクルト4―3楽天

 ヤクルトは二回、畠山の2ランで先制。六回にも畠山が左越えソロを放ち、継投で逃げ切った。楽天は八回に3連打で追い上げたが、及ばず。

◇日本ハム7―4広島

 日本ハムは九回、押し出し四球や岡の2点二塁打などで逆転。3連勝で貯金を今季最多の10とした。救援陣が崩れた広島は4連勝ならず。

◇中日2―0西武

 中日は3年目の若松が6回無失点でプロ初勝利。六回に藤井の犠飛で先行し、継投でしのいだ。西武は再三好機を作ったが、決定打を欠いた。

◇ロッテ6―3阪神

 ロッテが劇的な逆転勝ち。1点を追う九回、2死からの2安打などで満塁とし、角中が右本塁打を放った。阪神は呉昇桓が誤算で3連敗。

◇DeNA6―5ソフトバンク

 DeNAは2点を追う八回1死一、二塁、井手の適時打で1点差に詰め寄ると、捕逸の間に同点。2死三塁から荒波の適時打で勝ち越した。
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