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2015年06月02日22:38

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第3125話  阿修羅ドラム

予告通りのハリボのクマ。
両親には大不評。
ボクとしては美味しく食べられているんだけどね。
固くて粘っこいっていうのが評価を落としているんだろうか?
ただ、ボクも少し大変でした。
グミを一粒口に含んでお風呂に入りました。
シャワーを浴びて、死にかけました。
息ができない・・・前にもやってひどい目にあったのに、
わかってやっていた・・・どうかしてますね。

どうも、ともんじょです。

忍者もブームですけど。
忍者ブームにはおまけもついてきます。
「柳生一族ブーム」です。
柳生十兵衛を始め、柳生新陰流の使い手たちを題材にした本や映画やらを見たがる。
で、今回手にとった(100円)のが。
「柳生刑部秘剣行」です。
「吸血鬼ハンターD」でおなじみの「菊池秀行」さんの小説です。
もちろんこの作者だから、ただの時代小説ではなく。
時代伝奇です。
初めにこの主人公柳生刑部について説明しておかなければなりません。
簡単に言うと柳生十兵衛の弟です。
ただ、この刑部なる人、時代的には27歳の若さで亡くなっています。
この死にも色々謎のある人で、というより、柳生一族みんな謎の多い人たちです。
刑部の兄「十兵衛」ですら、素性も謎の部分があるし、死に方も謎です(これを題材にした名作小説があります)。
刑部の弟二人も色々あります。
「宗冬」はわりと健全な人だけど、もう一人の弟「義仙」は作品によっては悪役だったり、
「裏柳生」なる暗殺集団の総帥をやっていたりして、これまた謎の多い人です。
そんな謎多き兄弟の中から選ばれた主人公「刑部」。
歴史上、刑部が死んだことになっている状況で話は進んでいきます。
隠密として諸国をめぐる刑部の指令はある外国人医師の警護です。
その裏には徳川家の存続の謎が関わってきて、
案の定、異形の刺客たちとの死闘になってしまうわけです。
で、主人公の特殊能力がちょっとビックリしました。
ま、読む人いなさそうなのでネタバレ。
刑部はドッペルゲンガーを操ることができるんです。
もう一人の自分が出てくるんですよ、しかもドッペルゲンガーは性格が違っていて剣が本人よりも強い。
まあ奇妙な奇妙なお話でした。
Dの時代劇バージョンのようです。
まあまあよかったんですけど、文章が少しわかりづらかったのが残念な点です。
設定の奇妙さを楽しむ分にはいいんじゃないですかね。
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