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2015年05月25日09:47

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人 間 心


ヨガの師・球数泰夫先生著「こころとからだの調和」に人間心とは何かということをわかりやすくまあとめています。


おかげを感じる心
いま着ているもの だれが織ったか
いま住む家 だれが建てたか
かく思う この身は
だれが育ててくれたのか

忍耐の心
骨が折れる だから面白い
苦しい だから働き甲斐がある
汗の一滴一滴が みんな生きて輝く
働きの妙味は 耐えたあとに来る

楽しむ心
種をまくときは 種まきが楽しみ
草をとるときは 草とりが楽しみ
虫がついたら 虫とりが楽しみ
実ったら とり入れが楽しみ

和合の心
花の心を知り
花の心に感じ
花といっしょに呼吸したい
枝を折るとき
わが手 わが足の痛みを
共に感じたい
わが身を磨くとき
他の人の身も いっしょに磨きたい

拝む心
拝み得ないのは 自分の中に
ごうまん(傲慢)があるからだ
拝み得ないのは 心霊のまなこが
輝かないからだ
拝み得ないのは 自然と人間とに
神性を見得ないからだ
拝みえる人は尊い
拝みえる人は幸せだ

(以上)


読むたびに、奥の深さを感じ、心が洗われる思いのする詩です。







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