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2015年05月16日23:28

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La Traviata; 龍三と七人の子分たち

今日は新国でLa Traviataの新演出を先ず見てきました。

セットはピアノと巨大なシャンデリア、それに鏡のような壁、とある意味とってもシンプルなんですがもしかしたらあの鏡のような壁、めちゃくちゃ金かかってるかも。

scrimを上手く使っていて、3幕ではViolettaは手前側、残りはscrimの向こう側で、まるで死者の世界と生者の世界を分けていて、もう彼女は生者の世界には戻れないことを暗示しているのでしょうか。

これまで見たViolettaと違い、この演出では彼女は倒れて死ぬのではなく、赤い(血の象徴?)タオル(爆)をもちながら、片手を拳を握りながら大きく持ち上げ、これからこんな理不尽な結末をもたらした神でもぶん殴ろうとしているのかしらん、と思いました。(爆)

それにしてもやっぱりパパジェルモンにしろ、パーティーに参加している連中にしろ、ほんと、偽善者ばかりで胸くそ悪い!

歌手は小ぶりながら、みんなとっても良かったです。Bernarda Bobro (Violetta)はSempre liberaの最後Ebにあげるのは良いのですが、正直あんまりきれいな音ではありませんでした。でも、なんかこの演出にはぴったりマッチした感がありました。

Antonio Poliもなかなかの美声で、ちょっと若いころの中島康晴の音色に一瞬にているところがあるようにも感じました。

Abelの指揮も執っても良かったし、新演出も、いろいろ考えさせられることもあり、よかったです。

オペラの後は病院に行って、母を見舞に行きました。途中で東武デパートによって、チョコレートがコーティングされているラスクを母へのお土産に買いました。(母がお世話になっているので看護師さん用にも。この病院、看護師が全員看護婦みたいで、イケメンマッチョの看護師さんがいないのが残念です。)

母は杖をつけば、一人で歩けるまで回復していて、一時はもう歩けないのでは、と心配しましたが、これなら退院も間近かもしれません。

見舞の後は、病院の近くから出ているバスに乗り、東武練馬まで行き、そこのシネコンで久しぶりに映画を見ました。見たのは『龍三と七人の子分達』です。北野武の映画って,暴力描写が苦手なので、これまでずっと避けてきたんですが、今回はコメディっぽいので、初めて見ました。う〜ん、もっと爆笑するのかと思いましたが、なんか良くは出来ているけど、後にあまり残らないかも。
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