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2015年05月05日19:07

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緊縛事故→「神経麻痺の後遺症なんて放っておけば治る」と医者が言ったという話。

/// 名の有るプロが発言したと聞いたので、再度書いておきます。

緊縛による神経麻痺等の後遺症に関して、「神経麻痺の後遺症なんて放っておけば治ると医者が言った」という話が(未だに)実しやかに伝わっています。

そして、それを都合よく信じた緊縛師達が、後遺症を負った受け手に「神経症なんて大したことじゃないさ。放っておけば治るのさ」と言い放つのです。

不自由な身体になって、いつ回復するのか不安で一杯な人に投げかけるには余りにもヒドイ言葉なのですが・・・、何もしなくても治るのならば医者なんて要らないし、私もボランティアなんてする必要も有りませんよね。(苦笑)

医者の発言は、正確には「神経麻痺の後遺症にはコレといった有効な手立てが無い。経過観察(ただ経過を見るだけ)しかない。それでダメならその後にリハビリ期間を数カ月設けましょう」という事で、「そのままにしておけば治る」という訳では無いのです。

実際に病院に行った人は医者から聞いていると思いますが・・・

まず、緊縛事故だと言わないで、「いつの間にか痺れて来たとか指に力が入らなくなった」というと、腱鞘炎だと言われてしまいます。

また橈骨神経症で手首が保てず下垂状態というハッキリとした症状で行くと、「手首を折ってはいけないから」と添え木をして、せいぜい神経に効果が有ると言われるビタミン12を処方されるのがせいぜいです。

また、何処がどの様に悪いのかチェックをする為だと電気を通され、結果、悪化させてしまう事さえ有ります。

「首を痛めて、腕から指先まで痺れている」と伝えると、痛み止めが処方されるだけで、せいぜい(ムチウチの時の様に)「牽引」するだけです。

そう、つまりは「『コレで治る』という有効な手立てが無いのが現状」なのです。

だから、実際の医者の発言は「放っておけば治る」なんて無責任な発言では無く、「そのままにして、自然治癒の力を信じて待つしかない」という悲観的な言葉。
それを都合良く誤解?して、何の根拠も無く誰からか又聞きした言葉を受け手に投げかけているだけなのです。

何という無知さ加減なのでしょう。。。

今後、「神経症は放っておけば治る」なんて言う緊縛師は、緊縛の危険性に関して何の知識も持ち合わせていない、ただ縛る事しか知らない人なので近づかないことです。

それが、彼らの言う「自己責任の世界」で「自分の身を守る術の1つ」なのですからね。

追伸:
「放っておいても回復した」という人も居ます。
 
これは、軽症の場合や自然治癒力の強いラッキーな人です。

でも、私の所でチェックしてみると、完全には回復していない人が多くいるのです。

つまり、100回復したと思い込んでいるだけで実際は50程度の回復でも気が付かないだけという事なのです。

ぜひ、指のチェックをして下さい。(方法は過去の日記に書いて有ります)

そして、くれぐれもご注意下さいね。

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