mixiユーザー(id:272223)

2015年05月04日00:07

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持っているだけでも満足


プラモデルを買ったのなんて、何十年ぶりだろう・・・。
バンダイからSWのシリーズが出ているのは知っていたし、その仕上がりもいいことは聞いていた。
でも、作る時間なんてないだろうから、買うこともないと思ってたけど・・・。

ラジオ番組収録帰りにCD−Rを買いに近所のジョーシンに立ち寄ったら、定価よりも格安で1コーナー作って売り出されており、思わす買ってしまった。


なんせ、C−3POはちゃんと金メッキが施されているし、R2−D2なんてR5−D5とセットになっている。こりゃ凄いわ。


SW EP4公開当時、アメリカのMPCというメーカーから、SWのプラモが幾つか出ていて、日本のバンダイから販売されていたことがあった。
その時のC−3POなんて金色じゃなく黄土色の部品で、後でゴールドの塗料を塗ったけどいわゆるメッキのような艶じゃなかった。
R2−D2なんて、頭頂部が極端にいえば三角錐みたいでヘンな仕上がりだったし。


それを考えると時代はかなり進んでいる。
というよりも、日本のメーカーの技術、オリジナルのものを再現するポリシーがアメリカよりも長けているということなんだろうか。
プラモデルに関する知識に疎いので、そのあたりの詳しい事情は知らないけれど。



ほんと、プラモデルを買ったのなんて、高校生以来。
当時、隣町に住む伯父の家の近くに小さなお店があって、たまたま立ち寄ったら、なんと輸入プラモが幾つか店頭にあって、MPC(またしても!)の『エイリアン』が、なぜかそんな田舎の小さなプラモ屋に置いてあった。
たしか、『レイダース 失われた聖櫃』のデザート・チェイスの場面のジオラマ・プラモも置いてあって、
「これは夢なんじゃないか・・・」
と思ったものだ。

当時じゃ大阪のなんばCITYにあった「キンダートーイ」というショップでした、この手の輸入プラモは見かけなかったし。


特に『エイリアン』は、いまでは数多くのフィギュアが手ているので、その全体像も周知かと思うが、当時はこのMPCのプラモか、ケナー社のフィギュアくらいしか、明確な姿がわからなかったものだから、当時の模型誌(ホビージャパンとかね)の広告でMPCの『エイリアン』の広告を観る度に、欲しいけれど近所じゃ売ってない・・・という欲求不満が煮えたぎっていたのだった。

そういうこともあって、思いがけずその田舎のプラモ屋で偶然遭遇したものだから、テンション上がる上がる!(笑)

持ち合わせがなかったので、急いで自転車漕いで自宅に戻り、母に小遣いを前借り(笑)して、再び汗だくになりながら店に戻って、夢にまで観た『エイリアン』のプラモを手に入れることができた。

ちなみにその日、たまたま伯父が家に遊びに来ていて、あとでそのいきさつを話すと、
「そんなんやったら、家に来たらお金貸したったのに・・・」
と言われたものだ。
いやいや、その時の僕にはそんなことを考える余裕もないくらいに、テンションが上がっていたのである。


それからウン十年。
今回こうして久しぶりにプラモデルを買ったわけだが、おそらく作っている時間なんてないだろう。
ないけれど、手元に置いておくだけでもとりあえず満足である。
このSWのシリーズ、価格もリーズナブル(ジョーシンだとさらに値引きしてある)なので、全種揃えてみたいものだ。

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