さあ、注目度満点の日記ですよ(笑)
ちゃんとした私の初恋談です。
時は高校1年生のとき。
高校で初めてお目にかかる人でした。
ちょっと天然パーマがかかったショートヘアの魔法使いサリーによく似たとっても可愛い人でした。
名前を小夜子といいます。いかにも美人そうな名前でしょ?
「わあ、可愛い人だなあ」と思っていたら、ある日、違うクラスのその人が「誰か国語辞典を貸してください」と私達のクラスに来たのです。
運よく誰かが名乗り出るまでに少し時間があったので、私が「あ、俺のいいよ」と名乗り出ました。
それからも2〜3度借りに来たので、そのたびに私が貸していました。
それで、もしかしてわざと?と思った私は国語辞典の裏表紙に自分の住所を書いておきました
しかし何も起きませんでした
しょうがないのでなんとかして彼女の住所を調べて(どうやったかは憶えていません)年賀状を書きました。
12月中旬とかに出して年が明けて返事が来るまで、それはそれはどきどきしながら過ごしていました。
ついに来た返事には、当然ながら「年賀状ありがとう。でもあなたのことはよくわかりません」と書いてありました。
高校生の片想いなんて、そんなものですよね。
でも私、クラスの女子が面白半分でやった「男子人気投票」みたいなもので1位を獲得したらしいです。
それから月日が経って3年生のとき、小夜子さんのクラスに用事があって行った時、小夜子さんが自分の写真を栞にして教科書に挟んでいるのを発見しました。
それで、彼女なら許せることだと思いました。
菜の花畑で佇んでいる写真でした。
その写真でいいから、欲しかったです。
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