物騒な内容ですが、大したことはありません。
長男と次男の保育園入園について「保育園入園保留」とされたことに納得が出来ませんでしたので、区役所の社会福祉課に「不服申立書」を叩き付けて来た次第です。
事の発端は３月上旬にまで遡ります。２月の中旬に保育園入園の申請書を提出しましたが、３月の上旬になって「保留」の通知が来ました。それだけでしたら「まぁもう少し待とうか」となった訳ですが、しばらくして私の腸が煮え繰り返るような話が来ました。区役所の社会福祉課からの電話で「幼稚園はどうか」と言ったものでした。この段階で妻は求職活動（フルタイムです）をしており、「子供の預け先」がネックとなっていたのですが、幼稚園ではフルタイムで働くことが出来ません。私が休みであれば送り迎え等は何とかなりますが、妻も私も仕事の場合では時間的に厳しいものがあります。ちなみに妻が電話に出ましたが「働こうとして保育園を希望しているのに幼稚園を言ってくるとか訳が分からない」と憤慨していました。求職活動等で焦りと苛立ちを生じさせていた妻に対してこのオファーは妻を追い込む以外の何者でもありません。そこで休みの日に「不服申立書」を持参の上で区役所の社会福祉課へ行き、抗議をしてきました。社会福祉課の課長さんらしき方が出て来て、件のオファーについては謝って下さいました。ただ、「不服申立書」については不備があると言うことで受理はされませんでしたが……。
それ以後も何度か区役所へ行って話を聞いたり書類を提出したりしていました。そして３月下旬になって妻の再就職がほぼ決まり、新たな就職先の人事担当の方に「採用証明書」を書いてもらい提出するという段階にまで漕ぎ着けたのです。さらには次男が一時保育でお世話になっていた保育園から内々に「５月になれば空きがあるから長男と次男の両方を入園させることが出来るかも」という話が出て来ていました。さらに区役所でも「空きが出ている」との話があり、「これはおすがりするより他はない」ということでこの話に乗ることにしました。そして結果については４月１５日に出る（電話連絡があるとのことでした）と言うことでしたので、その日を待っていました。
４月１５日になって連絡を待ちましたが、電話が鳴ることはありませんでした。その翌日も電話は鳴りませんでした。
そして今日になって「これはおかしい」ということになり、私が出勤前に区役所へ行って話を聞いてくると……何と既に連絡が終わっているとのこと。早い話が「もりけん」家の入園は露と消えていた訳です。そこで携えていた「不服申立書（修正済みです）」を引っ張り出すと、応対に出てくれた若い女性職員が奥に引っ込みました。入れ替わりに出てきたのは年配の職員でした。見たことのない顔でしたので恐らく人事異動で新たに配属されてきたのでしょう。その人の話を訊くと「３歳の枠はない」という驚愕の言葉が出てきました。入園出来なかったことでキレていた私はこのおばはんの話を聞いて更なる怒りに火が付いてしまったようで、社会福祉課のカウンターをドンドンと叩いていました。ですがこのような事態に至っては「是非もなし」という結論になり、「不服申立書」を叩き付けて来たという訳です。
さて、ここで今回叩き付けて来た「不服申立書」の中身を書きます。（怒りに身を任せて）社会福祉課に「この中身をブログで公開する」と高らかに宣言してきましたので。浜松市にお住まいの方で奥様の再就職先が見つかったものの保育園入園で「保留」とされた方はコピペして叩き付けてみていただければ……と思います。勿論浜松市以外の方もＯＫです。
異議申立書
平成○○年○月○○日
浜松市長殿
異議申立人 もりけん（そのまま書いてはいません。念のため）
次のとおり異議申立てをします。
１ 異議申立人の氏名及び年齢又は名称並びに住所
氏名（名称）：もりけん（しつこいようですがそのまま書いてはいません。念のため） 年齢：○○才
住所：静岡県浜松市浜北区○○○×××番地△号
２ 異議申立てに係る処分
保育施設入園「保留」
３ 異議申立てに係る処分があったことを知った年月日
平成○○年○月○○日
４ 異議申立ての趣旨
「記載の処分を取り消す。」との決定を求める。
５ 異議申立ての理由
�〇�童福祉法２４条（市町村は、保護者の労働又は疾病その他の政令で定める基準に従い条例で定める事由により、その監護すべき乳児、幼児又は第三十九条第二項に規定する児童の保育に欠けるところがある場合において、保護者から申込みがあつたときは、それらの児童を保育所において保育しなければならない。ただし、保育に対する需要の増大、児童の数の減少等やむを得ない事由があるときは、家庭的保育事業による保育を行うことその他の適切な保護をしなければならない。 ）に反している。
��企業より採用通知を受けている者は、勤労者或いは勤労者に准ずるものである。其れにも拘らず左記に当てはまる者に対しての保育施設入園「保留」の決定は差別である。
�２罅垢惑疾納圓任△蝓∪廼發鯏蠅犬進欅藥楡澆陵�用並びに既に保育施設入園を認められている者と同等に保育施設入園を求める権利を有するものである。其れにも拘らず保育施設入園「保留」は�△汎韻犬�差別である。
�ち�考基準が点数化されているとは言え、保留理由が「施設の受け入れ可能児童数を超えているため」の一文のみでは透明性が高いとは言えない。これは行政手続法第１条第１項（処分、行政指導及び届出に関する手続並びに命令等を定める手続きに関し、共通する事項を定めることによって、行政運営における公正の確保と透明性（行政上の意思決定について、その内容及び過程が国民にとって明らかであること）の向上を図ること。上記目的の達成により国民の権利利益の保護に資すること。）に反している。
６ 処分庁の教示の有無及びその内容
「この決定に不服がある場合は、行政不服審査法（昭和３７年法律第１６０号）第６条の規定により、この決定があったことを知った日の翌日から起算して６０日以内に 浜松市長に対して異議申立てをすることができます。」との教示があった。
このような内容です。これをベースにいろいろと手を加えて最寄の社会福祉課に提出してみてはいかがでしょうか？沢山の方が出せば浜松市も変わるかもしれません。「お役所に言われたから……」と言って泣き寝入りをしてはそこで試合終了です。今こそ立ち上がる時です。皆で「保育園入園」の権利を勝ち取ろうではありませんか！
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