下記は、2015.4.17付の産経ニュースの記事です。
記
【ワシントン=青木伸行】国際軍事専門誌IHSジェーンズ・ディフェンス・ウイークリーは16日、中国が南シナ海のスプラトリー(中国名・南沙)諸島にあるファイアリークロス(永暑)礁で、滑走路の建設を開始した衛星写真を公表した。
ファイアリークロス礁では、中国海軍の艦船やタンカーが接岸できる大規模な軍港施設などの建設が進められており、軍事用滑走路も整備されるとみられていたが、滑走路の建設作業が衛星写真で確認されたのは初めてとみられる。
衛星写真は3月23日に撮影された。同礁の北東部に舗装された部分がはっきりと映し出されており、長さは503メートル、幅は53メートル。さらに 長さ400メートル、幅20メートルの駐機場の舗装も行われており、誘導路も見える。
3千メートルの滑走路の建設が可能で、南西部でも浚渫(しゅんせつ)を進める動きがみられるとしている。
また、スービ(渚碧)礁でも、少なくとも9隻の浚渫船が確認され、3千メートル級となりうる滑走路の建設に着手した形跡があると分析している。
http://www.sankei.com/world/news/150417/wor1504170020-n1.html
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