mixiユーザー(id:5456296)

2015年04月16日21:42

396 view

中国「新シルクロード構想」が膨張 南太平洋・ロシア・アフリカまで… 国営メディアが地図公表 

 下記は、2015.4.16付の産経ニュースの記事です。

                       記

 【上海=河崎真澄】中国中央テレビ(CCTV)など国営メディアは16日までに、中国を起点に欧州に向けて陸路や海路でインフラ整備を進め、巨大な経済圏を構築する「新シルクロード(一帯一路)構想」のイメージ地図を公表した。

 この地図では、習近平国家主席が2013年秋に打ち出した構想の中に当初含まれていなかった「南太平洋」までルートが延伸された。太平洋の島嶼(とうしょ)国家も対象に含む新たな戦略が反映されたものとみられる。

 地図では、中国がフィリピンやベトナム、ブルネイなどとの間で領有権を争っている南シナ海も明記された。さらに中国共産党機関紙、人民日報(電子版)は、この構想は「アフリカにも影響力が及ぶ」と解説し、中国の構想が今後も“膨張”を続ける可能性を示唆した。

 高速鉄道や港湾、発電所などのインフラ整備のため、中国は外貨準備などから400億ドル(約4兆7600億円)を拠出して独自に「シルクロード基金」を設置。これに中国主導の国際金融機関、アジアインフラ投資銀行(AIIB)の融資対象エリアも重ねる。

 一方、中国青年報(電子版)は16日、創設メンバーが57カ国と確定したAIIBで、融資対象となる「域内国」に中国財政省が37カ国を選び、欧米による経済制裁が続くロシアを含めたと報じた。オーストラリアやシンガポールなども域内国も含まれる。域外国は英国やドイツを含む欧州各国、ブラジルなど20カ国。

 http://www.sankei.com/world/news/150416/wor1504160043-n1.html
0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する