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2015年03月30日23:35

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1681日目のつづき・・・「ラバン」は「白」・・・

 1681日目のつづき・・・
ーーーーー
第31章
31:1
さて
ヤコブは
ラバンの子らが、
「ヤコブは
 われわれの父の物をことごとく奪い、
 父の物によって
 あのすべての富を獲たのだ」
と言っているのを聞いた。
31:2
また
ヤコブがラバンの顔を見るのに、
それは
自分に対して以前のようではなかった。
31:3
主はヤコブに言われた、
「あなたの先祖の国へ帰り、
 親族のもとに行きなさい。
 わたしは
 あなたと共にいるであろう」。
31:4
そこで
ヤコブは人をやって、
ラケルと
レアとを
野にいる
自分の群れのところに招き、
31:5
彼女らに言った、
「わたしが
 あなたがたの父の顔を見るのに、
 わたしに対して以前のようではない。
 しかし、
 わたしの父の神は
 わたしと共におられる。
31:6
 あなたがたが知っているように、
 わたしは力のかぎり、
 あなたがたの父に仕えてきた。
31:7
 しかし、
 あなたがたの父は
 わたしを欺いて、
 十度もわたしの報酬を変えた。
 けれども
 神は
 彼がわたしに害を加えることを
 お許しにならなかった。
31:8
 もし彼が、
 『ブチのものはあなたの報酬だ』
 と言えば、
 群れは皆ぶちのものを産んだ。
 もし彼が、
 『シマのあるものはあなたの報酬だ』
 と言えば、
 群れは皆
 シマのあるものを産んだ。
31:9
 こうして
 神は
 あなたがたの父の家畜をとって
 わたしに与えられた。
31:10
 また
 群れが発情した時、
 わたしが
 夢に目をあげて見ると、
 群れの上に乗っている
 雄やぎは
 皆
 縞のあるもの、
 駮のもの、
 霜ふりのもの
 であった。
31:11
 その時、
 神の使が
 夢の中でわたしに言った、
 『ヤコブよ』。
 わたしは答えた、
 『ここにおります』。
31:12
 神の使は言った、
 『目を上げて見てごらん。
  群れの上に乗っている
  雄やぎは
  皆
  しまのあるもの、
  ぶちのもの、
  霜ふりのものです。
  わたしは
  ラバンが
  あなたにしたことを
  みな見ています。
31:13
 わたしは
 ベテルの神です。
 かつて
 あなたは
 あそこで
 柱に油を注いで、
 わたしに誓いを立てましたが、
 いま立って
 この地を出て、
 あなたの生れた国へ帰りなさい』」。
31:14
ラケルとレアは答えて言った、
「わたしたちの父の家に、
 なお
 わたしたちの受くべき分、
 また
 嗣業がありましょうか。
31:15
 わたしたちは
 父に
 他人のように
 思われているではありませんか。
 彼はわたしたちを
 売ったばかりでなく、
 わたしたちの
 その金をさえ
 使い果したのです。
31:16
 神が
 わたしたちの父から
 取りあげられた富は、
 みな
 わたしたちと
 わたしたちの子どものものです。
 だから
 何事でも
 神が
 あなたに
 お告げになった事をしてください」。
31:17
そこで
ヤコブは立って、
子らと妻たちを
らくだに乗せ、
31:18
また
すべての家畜、
すなわち
彼が
パダンアラム
で獲た家畜と、
すべての財産を携えて、
カナンの地におる
父イサクのもとへ赴いた。
31:19
その時
ラバンは
羊の毛を切るために出ていたので、
ラケルは
父の所有の
テラピム・・・?・・・ラバンの神像?
を盗み出した。
31:20
また
ヤコブは
アラムびと
ラバンを欺き、
自分の逃げ去るのを
彼に告げなかった。
31:21
こうして彼は
すべての持ち物を携えて逃げ、
立って
川を渡り、
ギレアデ・・・・・
の山地へ向かった。
31:22
三日目になって、
ヤコブの逃げ去ったことが、
ラバンに聞えたので、
31:23
彼は一族を率いて、
七日の間そのあとを追い、
ギレアデの山地で追いついた。
31:24
しかし、
神は夜の夢に
アラムびと
ラバンに現れて言われた、
「あなたは
 心してヤコブに、
 よしあしを言ってはなりません」。
31:25
ラバンはついにヤコブに追いついたが、
ヤコブが山に天幕を張っていたので、
ラバンも一族と共に
ギレアデの山に天幕を張った。
31:26
ラバンはヤコブに言った、
「あなたはなんという事をしたのですか。
 あなたは
 わたしを欺いて
 わたしの娘(女)たちを
 いくさの
 とりこのように
 引いて行きました。
31:27
 なぜ
 あなたはわたしに告げずに、
 ひそかに逃げ去って
 わたしを欺いたのですか。
 わたしは
 手鼓や
 琴で
 喜び歌って
 あなたを
 送りだそうとしていたのに。
31:28
 なぜ
 わたしの孫や娘(女)に
 わたしが
 口づけするのを
 許さなかったのですか。
 あなたは
 愚かな事をしました。
31:29
 わたしは
 あなたがたに
 害を加える力をもっているが、
 あなたがたの父の神が
 昨夜わたしに告げて、
 『おまえは心して、
  ヤコブに
  よしあしを言うな』
 と言われました。
31:30
 今
 あなたが逃げ出したのは
 父の家が非常に
 恋しくなったからでしょうが、
 なぜあなたは
 わたしの神を
 盗んだのですか」。
31:31
ヤコブは
ラバンに答えた、
「たぶん
 あなたが娘(女)たちを
 わたしから
 奪いとるだろうと思って
 わたしは恐れたからです。
31:32
 だれの所にでも
 あなたの神が見つかったら、
 その者を生かしてはおきません。
 何かあなたの物が
 わたしのところにあるか、
 われわれの一族の前で、
 調べてみて、
 それをお取りください」。
ラケルが
神を盗んだことを・・・
       テラピム=ラバンの神像
ヤコブは
知らなかったからである。
31:33
そこで
ラバンは
ヤコブの天幕にはいり、
また
レアの天幕にはいり、
更に
ふたりの
はしための天幕にはいってみたが、
見つからなかったので、
レアの天幕を出て
ラケルの天幕にはいった。
31:34
しかし、
ラケルはすでに
テラピムを取って、
らくだの
くらの下に入れ、
その上にすわっていたので、
ラバンは、
くまなく天幕の中を捜したが、
見つからなかった。
31:35
その時
ラケルは父に言った、
「わたしは
 女の常のことがあって、
 あなたの前に
 立ち上がることができません。
 わが主よ、
 どうかお怒りにならぬよう」。
彼は捜したが
テラピム・・・・・・・ラバンの神像
は見つからなかった。
31:36
そこで
ヤコブは怒って
ラバンを責めた。
そして
ヤコブはラバンに言った、
「わたしに
 どんな過(あやまち)があり、
 どんな罪があって、
 あなたは
 わたしの
 あとを激しく追ったのですか。
31:37
 あなたは
 わたしの物をことごとく探られたが、
 何かあなたの家の物が見つかりましたか。
 それを、ここに、
 わたしの一族と、
 あなたの一族の前に置いて、
 われわれ
 ふたりの間をさばかせましょう。
31:38
 わたしは
 この二十年、
 あなたと一緒にいましたが、
 その間
 あなたの
 雌羊も
 雌やぎも
 子を産み損(そこ)ねたことはなく、
 また
 わたしは
 あなたの群れの
 雄羊を
 食べたこともありませんでした。
31:39
 また野獣が、かみ裂いたものは、
 あなたのもとに持ってこないで、
 自分でそれを償いました。
 また
 昼
 盗まれたものも、
 夜
 盗まれたものも、
 あなたは
 わたしに
 その償いを求められました。
31:40
 わたしのことを言えば、
 昼は暑さに、
 夜は寒さに悩まされて、
 眠ることもできませんでした。
31:41
 わたしは
 この二十年
 あなたの家族のひとりでありました。
 わたしは
 あなたの
 ふたりの娘(女)のために
 十四年、
 また
 あなたの
 群れのために
 六年、
 あなたに仕えましたが、
 あなたは
 十度も
 わたしの報酬を変えられました。
31:42
 もし、
 わたしの父の神、
 アブラハムの神、
 イサクのかしこむ者が
 わたしと共におられなかったなら、
 あなたはきっとわたしを、
 から手で去らせたでしょう。
 神は
 わたしの悩みと、
 わたしの労苦とを顧みられて
 昨夜
 あなたを
 戒められたのです」。
31:43
ラバンは答えて
ヤコブに言った、
「娘(女)たちは
 わたしの娘(女)、
 子どもたちは
 わたしの孫です。
 また
 群れは
 わたしの群れ、
 あなたの見るものは
 みな
 わたしのものです。
 これらの
 わたしの娘(女)たちのため、
 また
 彼らが産んだ子どもたちのため、
 きょう
 わたしは
 何をすることができましょうか。
31:44
 さあ、
 それでは
 わたしと
 あなたと
 契約を結んで、
 これを
 わたしとあなたとの間の
 証拠としましょう」。
31:45
そこで
ヤコブは
石を取り、
それを立てて
柱とした。
31:46
ヤコブは
また
一族の者に言った、
「石を集めてください」。
彼らは
石を取って、
一つの
石塚を造った。
こうして
彼らはその
石塚

傍(かたわら)で
食事をした。
31:47
ラバンはこれを
エガル・サハドタ・・・・
と名づけ、
ヤコブはこれを
ガルエド・・・・・・・・
と名づけた。
31:48
そして
ラバンは言った、
「この石塚は
 きょう
 わたしと
 あなたとの間の
 証拠となります」。
それで
その名は
ガルエド・・・・・・・・
と呼ばれた。
31:49
また
ミズパ・・・・・・・・・
とも呼ばれた。
彼がこう言ったからである、
「われわれが
 互に別れたのちも、
 どうか
 主が
 わたしと
 あなたとの間を
 見守られるように。
31:50
 もし
 あなたが
 わたしの娘(女)を虐待したり、
 わたしの娘(女)のほかに
 妻を
 娶(めとる)ことがあれば、
 たとい
 そこに
 だれひとりいなくても、
 神は
 わたしと
 あなたとの間の
 証人でいらせられる」。
31:51
更に
ラバンは
ヤコブに言った、
「あなたとわたしとの間に
 わたしが建てた
 この
 石塚をごらんなさい、
 この
 柱をごらんなさい。
31:52
 この石塚を越えて
 わたしが
 あなたに害を加えず、
 また
 この石塚と
 この柱を越えて
 あなたが
 わたしに害を加えないように、
 どうか
 この石塚が
 あかしとなり、
 この柱が
 あかしとなるように。
31:53
 どうか
 アブラハムの神、
 ナホルの神、
 彼らの父の神が
 われわれの間を
 さばかれるように」。
ヤコブは
父イサクの
かしこむ者によって誓った。
31:54
そして
ヤコブは
山で犠牲をささげ、
一族を招いて、
食事をした。
彼らは食事をして
山に宿った。
31:55
あくる朝
ラバンは早く起き、
孫と娘(女)たちに
口づけして
彼らを祝福し、
去って家に帰った。
ーーーーー
 ・・・「私有財産」を獲得し、維持するのは中々困難である・・・「契約・約束」の「法」と「証明のモノ」が必要で、アルらしい・・・
 それにしても、ナゼ、「ラケル」は父「ラバン」の「神像=テラピム」を盗んだのか?・・・「神像」であれば、「ラバン一族」は「偶像崇拝者」だった?・・・「占い」をしたり「ティラフィム(創世記31章32節–35節)」を拝んでいた?・・・「ティラフィム=テラピム」であるらしい・・・
 「ラバン」は「イサクの妻リベカの兄で、ヤコブの叔父」で、「アブラハムの兄弟ナホルの孫で、ベトエルの息子でリベカの兄」・・・
 「アブラハム一族」は代を重ねると、その信仰対象も「唯一神」ではなくなるらしい・・・いずれにしても「生き残ったノアの子孫」であるハズだが・・・モノガタリだから「矛盾」は前提であるカナ・・・
 「ラバン」とはへブル語で
 「白い」という意味で、
 主に「男性の名前」につけられるらしい・・・ズバリ、「シロ」の名前も既に出てきた・・・
 「白(しろ)」であるかな、
 「新井白石」さん・・・「旧約聖書」を読んでいたんじゃぁなかろうか・・・

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