拙宅前、東綾瀬公園の桜が満開になりました。
２月で年度内の仕事をほぼ終えた教師が、あらためて気持を奮い立たせる季節です。
「さぁ、また仕事すっか！」と。
だから、桜の季節だからといって、あまり浮かれた気分にはなれません。毎年のことです。
これまた毎年のことに、この時期になるとテレビでは自動車保険のコマーシャルが花盛り。各社が安くてよいサービスを競い合っているかに見えます。
中には、１年間の保険料が２万円台前半や１万円台のものまで。
あまりに安くてびっくりしてしまいますが、自分がその顧客にならないことを私はよくわかっています。
各社が判で押したように強調するのは、以下の３点。
�’�間の走行距離が５０００キロ未満であること。
�▲粥璽襯斌筏�であること。
��ハイブリッド車か燃料電池車に乗っていること。
ぜんぶ私には当てはまりません。
年間の走行距離５０００キロ未満というのは、つまり「ほとんど自動車に乗らない」人が対象です。
そして、ほとんど自動車に乗らない人でなければ、「ゴールド免許」を保持し続けるのは難しい。
ハイブリッド車と燃料電池車は、ボンネットを開けた瞬間に思いました。「こんな気持ちの悪いものには乗れない」と。なにがどうなってタイヤが回転するのか、構造がさっぱりわかりません。
元ガソリンスタンド従業員の私ですらそうなのです。一般の運転手（特に奥さん方）ならなおさらわからないでしょう。
つまり、自動車保険商品を売る保険会社が優遇するのは、
�，曚箸鵑票�動車に乗らず、
�△靴燭�って、ゴールド免許であり、
��自分が乗っている自動車の構造もわからない人
ということです。言い換えれば、自動車運転中に事故を起こす確率が限りなく低い人ということです。
私のように、年末年始だけで２０００キロ近く走り、ゴールド免許でなく、ふつうのガソリン車（トヨタのカローラフィールダー）に乗っているような者は、どこの保険会社も判で押したように５万円弱の金額を要求します。
ほんとうは、私のような者こそ自動車保険が必要なのですが、そういう者は「お呼びでない」（by植木等）のです。
そんな中でも私が「三井ダイレクト」を選ぶのは、ゴールド免許保持者とそうでない者を区別しないから。
ことしも三井ダイレクトで更新しました。
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最後に交通違反で捕まったのは、平成２４（２０１２）年の５月。
老母を乗せて上高地に向かう途中の、中央高速の釈迦堂ＰＡ手前、「法定通行帯違反」で山梨県警に切符を切られたのでした。
警察曰はく、「追い越し車線を２キロにわたって走り続けた」とのこと。
あれから３年。あと２ヶ月ちょっとで自動車運転免許の更新ができます。そうしたら晴れて「ゴールド免許」なのですが、さてどうなりますか。
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