mixiユーザー(id:2505283)

2015年03月24日22:47

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ケーナの3Dプリンタ用データを作成

uchiさんのサイトの入門者用ケーナのサイズでモデルを元に作成してみました。
しばらく前に少しだけ尺八で試してみたこともあり簡単にできました。
歌口部分は、適当に斜めに置いた2つの円筒でカットなので要修正。
顎当たりは、適当にわずかに斜めにカットしただけなので、角を取る必要があります。

肉厚3mmで作成すると体積が、71128mm^3となり価格は、
ナイロン(ポリアミド)の場合 9,840円
ABSライクの場合 20,343円

材料費が価格にひびいていると考え、肉厚1.5mmで作成してみると体積が、32705mm^3と半減し価格は、
ナイロン(ポリアミド)で 5,690円
ABSライクで 10,536円
と安くなりました。
篠笛より高いのは、材料費のせいなのか、入稿したデータの形式等のせいなのか検討中。
尺八だと中空にしても材料費は倍以上になりそうです。
鼻笛だと安くできそうなので、これも検討中。


ソフトは、オープンソースでフリーのOpenSCADを使用。(Mac,Win,Linux)
簡単なプログラムで、立体を作るCADソフトです。
3月にバージョンアップしたばかりで、使いやすくなりました。
座標を数値で与えて(translate)、円筒(cylinder)を配置して、回転(rotate)させて、という設定を本体と指孔の数だけ行います。
円筒から小さめの円筒を引いて(difference)パイプを作ります。
作成後、STL形式で保存して、そのファイルをDMMのサイトに転送するとチェックして見積りを出してくれます。
注文は、クリック一つで簡単のようですが、まだそこまではやっていません。前払いです。
#注文時に、データが再チェックされ問題が見つかりそのまま通らないこともあるようです。
そのままDMMのクリエイターズマーケットで販売もできるようになっています。

OpenSCADのサンプルデータを欲しい方には差し上げます。
歌口は、正確にデータとして作り込まずに、後から削った方がいいかもしれません。
鋭利な構造は、特にナイロンでは無理だと思われます。

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