明治44年の琴譜を見たところ、五線譜を音程でなく絃の位置として使用しているものがありました。
ドから1オクターブ上のラまで(五線譜の上下に加線を一つ引いた音同士)は13音になります。
一番上のラの音の位置を一の絃、一番下のドの壱を巾とした五線譜です。
長さは、五線譜と同じ表記で旗で示し、押し手は#、黒色は親指、赤色は中指、黒輪郭の赤は人差し指などの規則があり、先人の合理的?な工夫です。
箏曲備忘. 六段の調 古川清治編 東京堂 明治44年
http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/857672
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