mixiユーザー(id:8306745)

2015年03月07日13:09

208 view

「詰まらなさ」に潜む精神の暗黒。

■18歳少年「携帯、多摩川に捨てた」 中1殺害容疑
(朝日新聞デジタル - 03月07日 03:19)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3307128

この18歳(及び17歳二名)の犯罪が、
何故にこれほど自分をイラつかせるのか、
分かってきた。

馬鹿で粗雑な癖に、あれこれと小細工して
それでも矢張り馬鹿だから、それが何の役にも
立っていない愚かさの故だ、という事。

近くの公衆便所で衣服、靴を燃やしてボヤを出し、
携帯電話は川へ投棄、首も切ろうとしたが、
恐らくは途中で諦めたのだろう。

結局、すぐ近くの茂みに足で蹴り転がして
一応は「見えなくして」終了、という
このどうしようもない「粗雑さ」。

これが、無性に腹が立つのだ。

そのような小細工のどれもが、意味を為さない事は
少しでも考える能力があるならばすぐに分かる。

付近に住む中学一年生がいなくなり、
河原で子供の死体が見つかった。

これを一秒で結びつけない粗忽者はいない。

そうしたら、身元など一発で判明するのだから、
衣服や靴を焼いたり、首を切って誰だか分からなくしたって
意味など当然ある訳がない(携帯電話は、通話やメールの
履歴、記録があるから唯一有効だったかもしれんが、
だからと云って逃げ切れる程の効果がないのは、自明)。

本当に隠す気なら、錘りでも付けて川に丸ごと捨てた方が
まだ露見は遅かったろう(それでも当然、数日の誤差で
任意から自白、という道筋は辿るだろうがね。今度は
人間関係の方面で調べられるんだし、この三人の
我が身可愛さでベラベラ喋る軽佻さは、その任意からの
尋問に耐えられる筈がない)。

ISILの一連の報道が、この馬鹿どもにいらん情報を与え、
粗雑な二時間サスペンスやドラマや漫画の影響が
「証拠隠滅」というこれまたいらん知恵を付けた可能性はあるが、
結局それを「何故やるか」「どのような結果にしたいのか」が
全く分かっていずに、行為だけを真似てやるから、このような
醜い事態となる。

佐世保の小六女子や、酒鬼薔薇を持ち上げる訳ではないが、
彼らの事件に感じた「戦慄」に似た思いは、この事件には
全く覚えない。

それは、非常に「詰まらない」自己防衛の為の小賢しい
細工に過ぎない事が、あまりにもありありと分かるから、であろう。

故に、これは女子高生コンクリート詰め殺人事件に似た
非常に苦い、醜悪な印象のみを、我々に与える(無論、
多数で一人を嬲り殺す、という事件の端的な構造の類似にも
それは因るが)。

そして、それはこれらの事件の実行犯達の、
あまりにも愚かで、羞恥心の無い、見苦しさ「のみ」の
醜さ故に感じるものであろう。

恐らく、実行犯たちは自分の「何が悪かったか」は
決して理解はしないであろう。
それは改悛の念、だの被害者への陳謝、だのではない。

「何故捕まり、何故刑に服するのか」

という根源的な問題への、反省と理解、である。

この類いの生き物に「更正」は不可能である、と自分は思う。
それを「出来る機能」が致命的にこの生物には欠如している
(それはコンクリ殺人の犯人たちが、証明もしているだろう)。

別に、死刑にしろだの、同じ苦しみを、だのは叫ばない。
何故なら無駄だから。

だが、この事実だけは、指摘しておく。
こいつらは(とりわけ主犯の18歳だが)、凄まじく
「頭が悪い」のだ。

別段、「頭が悪い」のは罪ではない。
だが、この類いの「ある種の認識能力の欠如」とも云える
「頭の悪さ」は。

害悪以外の何物でも、ない。

この「詰まらない」事件が、これほどの嫌悪感を
人々に催させるのは、その「詰まらなさ」の中に
黒々とした精神の暗黒を、垣間みさせるから、であろう。


2 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する