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2015年02月25日09:33

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文化・習慣

イタリア旅行の中国人、「グッチ」の店先に陣取ってカップ麺「ずるずる」・・・批判に対して「どこが悪い」の大合唱
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=97&from=diary&id=3289911


中国人は街中でカップ麺を食べる習慣があるのかどうかは知らないが、中国人的にはそれは問題がないようだ。
これに対して西洋人的には問題があるようだ。批判の根拠はいろいろあるとは思うが、仮に、西洋の文化や習慣の方が中国の文化や習慣よりも高等でレベルが高いからという点にあるのなら、それは間違いだ。
文化習慣の貴賤はあくまでも主観的なものにすぎないからだ。

僕から言わせれば、例えば西洋の文化・習慣だって野蛮なものはある。例えばスプーンとフォーク。それらは口の中に入れて使うものだ。そして口の中に入れたスプーンを再びスープ皿のスープに突っ込み、また口の中に入れたフォークで再び肉を刺す。
これって非常に不衛生的である意味野蛮ではないだろうか。

これに対して和食で使う箸は基本的に口の中に入れない。箸の作法として、「ねぶり箸」はやってはいけないこととされていることも基本的に箸は口の中に入れないことの表れだ。
だから、箸文化はある意味合理的で、洗練された文化・習慣とも言える。
しかしこんなのはこちら(日本側)の勝手な言い分にすぎない。
上げ足取りで外国人を非難するのはいくらでもできるということだ。


僕が言いたいのは、文化・習慣の貴賤は相対的なもので、東洋人が西洋で西洋の文化・習慣に反する行いをしても一概に非難するべきではないし、逆に西洋人が東洋で東洋の文化・習慣に反する行いをしても一概に非難するべきではないということだ。


ただ、その国の文化・習慣に反する行動をその国で取ると、その国の人から顰蹙を買う恐れがあるから、記事も指摘するように、郷に入りては郷に従えということは言えると思う。
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