新しいテクノロジーの普及について

新しいテクノロジーの開発って初期投資が必要だ。
大雑把な話として、このプロセスって軍事技術として開発してやがて民生用として普及させるって流れが多い。飛行機だって、無線だってみんなそうだ。
競馬だって当初の目的は軍馬の育成だったよね。
そこで思ったのは、TOYOTAの水素技術だ。
これの特許を公開といっても、たぶん多くの会社は導入しないと思うよ。
技術的な問題よりも様々な制度や解決しなければいけない問題がやま積みだ。
こういうときは、誰かが資金を提供するのがいい。それも返さなくていい金だ。
最適解としては軍事利用だと思うね、それもニッチな分野だ。
私は、水素推進潜水艦を提案する。
潜水艦本体は既存の技術で作れるし、豪州に販売しようという枯れた技術だ。
問題は推進機関で、通常はディーゼルで、隠密行動中は電気モーターだ。
このモーターの電源はディーゼルエンジンで発電してバッテリーを充電する。この部分を小型原子炉でやっているのが原子力潜水艦だ。日本では艦船に搭載する原子炉はないし、通常の原発でさえ危険だという連中がいる。
ここを水素によるスタックでまかなえば、結構な行動範囲が確保できるように思うんだけどね。
ここで開発された技術を民生用の自動車に転用すれば産業の進展に充分寄与すると思うんだけどいかがだろう？