mixiユーザー(id:8766091)

2015年02月21日21:57

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日本の原発導入時のアメリカの意図

「日米『密約』外交」を読んで。
この本は近年アメリカで開示された嘗ての秘密文書をもとに解説したものである。

アメリカが冷戦下、被爆国日本で核を貯蔵するに当たり、
核アレルギーを和らげる目的で「原子力平和利用」を謳って
CIAなど在日アメリカ政府機関は正力松太郎と緊密な連携で国民の非核意識の
変容を目指して一大キャンペーンを展開した。
かくして、
当時原子力潜水艦に搭載していた軍用軽水炉型原発を、その開発者の安全性への懸念にもかかわらず導入した。

子供の頃、切手コレクションで東海村に初の原子炉が出来たときの記念切手を購入して
原子力はすごいんだと高揚したのを覚えている。
今おもえば、ああいう風に国民は米国及び日本の政府に世論誘導されたのだなと思う。
当時はそんなこと露ほども思わなかった。
いつの時代も、国民が気がつかぬように、表向きそれらしい理由をつけて、
裏で別の目的をもって、
そういうことが行われているのだろう。

岸首相の「安保密約」
佐藤首相の「沖縄密約」
(安倍首相の祖父と大叔父)
など。


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