ピケティが、アベノミクスは格差拡大して需要は低迷する可能性があるとコメントしたから、マスコミが喜んで引用しているので売れている。
ピケティがそう発言した背景を説明せずに結果だけ抜粋すると、アベノミクスはクソと言う話になるので、反安倍派としては、フランス様がアベノミクス批判したんだから安倍と日銀はクソだ! となりメシウマになる。
ピケティがそう発言した背景には、アテネ五輪バブルと北京五輪バブルにおいて、EUの金持ち国であるドイツとフランスがマネーフロー増大政策を取り、結果としてはそれが焦げ付いて財政破綻の危機という状況がある。
つまりピケティは、アメリカンユダヤと組んでやった金融拡大は失敗だったと言っている。
アメリカンユダヤとは、つまりオバマ政権を後押しした勢力で、オバマ派全盛の頃は、ユダヤ財閥が世界の神だった。
それがアテネと中国両方ともバブルが弾けてコケたので、オバマ派の発言力は著しく低下したのが現在の状況。
世界中がアテネと北京でバブっていた頃に、日本はバブルから仲間外れにされ、超デフレで金融引き締めしていたので、先進国の中で唯一財務が痛んでいないのが日本。
皮肉にもオバマ政権が露骨な中韓贔屓で日本外ししていたお陰で、日本の金融は痛まなかった。
アメリカもEU諸国も、財務が痛んでいない日本が国際金融を引っ張ってくれと要求しているので、欧米からのヘルプ要求に従うならば、日本はもっと金融拡張しないといけない。
現状のアベノミクスでもそう無茶な金利政策は取っていない。
それに日本は実質上の社会主義国と言われるほど、統制が効いていて、税の再分配にも考慮されている。
つまり既に日本はピケティ理論を実践している。
散々バブって失敗して焦げ付いたフランス人が、あれは失敗だったと後悔して言っているコメントを、前提条件が全く違う日本に当てはめるのはナンセンスだが、マスコミはそこを一生懸命に誘導しているという話。
ピケティを一通り流行らせた後で、だからアベノミクスはクソだ! というブームが起こるはずだが、日本のマスコミ(というか親韓勢力)の主張とは裏腹に、欧米は日本にもっと金融拡大して世界金融の流動性を維持して欲しいと要請してくる。
日本のマスコミと韓国はアベノミクス氏ねと言ってくるが、それに反して欧米はもっとアベノミクスやってくれと言ってくるので、韓国よりも欧米の方が権力が強いので、ピケティ神化ブームは半年もたずに去るだろう。
■搾取される中間層 金持ちはより金持ちに、貧乏はより貧乏になる理由 進む富の偏在
(Business Journal - 02月15日 08:11)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=175&from=diary&id=3274702
ログインしてコメントを確認・投稿する