mixiユーザー(id:5729926)

2015年02月07日13:44

569 view

過労死からみるブラック企業の定義

■休暇大国フランス、日本の有給義務化どう見る? “過労死って?”、“生産性低い”
(NewSphere - 02月06日 13:10)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=196&from=diary&id=3262056

赤信号、みんなで渡れば怖くない

日本はいい意味でも悪い意味でもそうゆう国で、
それが【例え犯罪や法律違反であっても赦されてしまう】
ってゆう風潮が【戦後50年以上たった今も尚根強く残っている】

その1つが【漸く昨今の問題化し始めているブラック企業だ】


ブラック企業とは?

ブラック企業とは一言で言うと

【労働者に過酷で理不尽な労働環境を強要する企業】

の総称である。
具体的に過酷な労働環境の定義は3つあり、

1.過剰な労働時間
2.仕事内容に見合わない低賃金
3.上司からの執拗なパワーハラスメント(職場虐め)

等が挙げれている。


中でも深刻な過剰労働時間

メディアや政府は仕切りに【賃金の低さ】にフォーカスする事が多いが、
1番深刻なのは【過剰な労働時間の問題である】
実はこの労働時間に関してはメディアも取り上げていないので、
【自分がブラック企業にいると分かっていない社員も多い】


過剰な労働時間の定義

では過剰な労働時間の定義とは何か?
それは【労基法から大きく逸脱している労働時間】である。

色々調べた結果以下の条件を満たさないものは
【ブラック企業と断定して一向に構わない】


残業込みで労働時間が10時間を超える
休日が週1日しかない
連休で休日を取れない
祝日を含めた年間の休日が120日無い


これはハッキリ言って【最低限の上限だと思う】
上記を当てはまらないものは【ブラック企業です】


過労死が減らない国日本

上記の最低限の上限を満たしていないのと何が起こるのか?
それは【疲れが取れないんです】


1日10時間以上働いて帰って寝るだけの生活
休日が1日しか無くて1日寝てまた次の日仕事
休日が取れても単発だから結局寝るだけ
120日も休みがないから疲れた状態で働き続けないといけない


ブラックで働いている皆さんは【これが当たり前】と思い込んでいますから、
自覚はないんですが、
実は【あなた達の体は着実に疲労が蓄積し病魔に蝕まれていっています】


ストレス過多による精神崩壊
ストレスによる免疫力低下
寝不足や不眠による事故
突発性難聴等のストレス障害


※免疫力低下で発症する病気は書ききれないので下記サイトを見て下さい

http://www.menekiplaza.com/column/byouki.html


しかもこれらは在籍年数が多ければ多い程蓄積されていき、
それは【ある時急に襲い掛かってきます】

そしてある時あなたはこう思うのです、


自分は一体何の為に生きてるんだろう。。。


そう思いながら死んでいった人が今までずっと居たのに
何の対策も講じてこなかったのが今までの日本です。
中には病魔よりも先に【絶望して自分から首吊った人もいます】
【電車に飛び込んだ人もいました】
【上野公園でホームレスになってしまった人もいます】

しかしそれは【日本の有り触れた日常風景】となってしまっていて、
【違和感を感じる人がいませんでした】
寧ろ逆に【そんな奴は弱い人間だ】と【詰られる程酷い風潮でした】


この風潮は変わるのか?

日本のこの【過剰労働当たり前】の風潮は今後変わるのでしょうか?
答えは【行動しなければ変わらない】と思います。
そして最近【徐々に行動に出る風潮になっています】


すき家のバイトが起こしたすき家の乱

1番記憶に新しいのが深夜の過剰労働によって閉店騒動にまでなった
【すき家の乱】でしょう。
すき家の乱とは通常複数人必要なオペレーション業務を1人でやらせていて、
あまりにも酷過ぎてバイトが全員逃げ出して店が潰れちゃった事件です。
つまり【バイト達は行動を起こしてすき家を潰した】
その結果1オペは無くなり賃金も見直されて改善されたという結末になりました。


ブラック撲滅の為の1手

すき家のバイトの様に理不尽だと思ったら集団ボイコットで辞めちゃえばいいんですが、
実際は【死者が出るまで行動出来ないのが日本人】です。
幾らあなたが勇敢なチェ・ゲバラの様な革命運動を起こしても、
賛同してくれる人は中々集まらないでしょう。
そんな時はこんな1手をお薦めします。


1人で戦えるブラック企業をやっつける方法

それは【労基に密告する事です】
労基に密告する事で【労基違反が確定すると指導や罰金を払う事になります】
この時に対応は2つあって


1.表立って裁判起こして徹底的にぶっ潰す
2.影からこっそり密告して監査を入れる


ぶっ潰すと転職活動等大変でしょうから、
まずは監査を入れてチクチク業務改善させる事をお薦めします。
このやり方だと誰が労基に密告したのか分からないので、
あなたに風評被害が出たりもしません。


それでも治らないブラック企業

実はこれはネットでは有名な事例で、
サビ残があまりにも酷過ぎてあるOLが労基に密告して監査を入れました。
するとそれ以降サビ残は無くなったのですが、
代わりに【幹部がサビ残する様になってしまいました】
そのOLはそれを見てその会社を辞める決心がついて転職しました。


総括

色々書きましたが【本当にブラック企業は根っからのブラック企業で治りません】
個人的には【直ぐに転職した方がいい】と思うのですが、
それが難しい場合は【是非労基に密告して監査を入れて見て下さい】
実際【これでサビ残が無くなったという事例は結構あります】
それでも変わらない様な会社なら【先はないですから転職する事をお薦めします。】

欧米までとはいいませんが、
少なくとも【次の日に疲れが持ち越さない程度の労働条件】
そして【自分の時間が持てる休日】は
【本来贅沢な悩みではないと思います】

奴隷ではなく人間が人間らしく生きていくために当たり前の事であり、
それは労働者であっても変わらない事だと思います。
それが【贅沢ではなく当たり前だと思える社会】になる事こそが、
【今の日本の労働者が目指すべき社会ではないでしょうか?】


おわり
3 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する