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2015年02月04日10:36

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日本とドイツの比較

■有休消化義務、5日で調整=働き過ぎを防止―厚労省
(時事通信社 - 02月04日 03:01)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=3257646


ある会社の年間営業日が200日だとする。
仕事は9人でまわすことができるとする。
従業員は10人体制にする。全員有給休暇が20日あるとする。

そうして、勤務シフトを調整すれば、常に9人体制勤務、1人は有給休暇を取っていて、従業員全員が有給休暇を完全消化できる。
日本の企業はギリギリしか雇わないから、それができない。
こういう点は改善すべきだ。


ここで、ドイツの話をする。
ドイツは有給休暇が30日あって、土日を含めると、理屈上は連続42日休める。
そして、会社員はほぼ全員有給休暇を完全消化するらしい。夏のバカンスのために有給休暇を利用して1ヵ月くらい休むのが普通だ。
ドイツが日本のような状況だと、暴動が起きる可能性が高い。労働者の権利が侵害されているわけだから。

有給休暇の完全消化体制を確保するために、企業の従業員数は余裕を持たせてある。


ドイツがなんでこれができるかというと、社会インフラが整備されているというのもあるが、一番の理由は、過剰なサービスをしないからだ。

労働集約型産業はただでさえ生産性が低いのに、日本では、それを超えた過剰なサービスを付加するがドイツではそれをしない。
一例を挙げると、ドイツでは、商店は一定の早い時間で営業を打ち切る。
日本のコンビニのような深夜営業の商店はない。その分、一般消費者は不便だが、みんなそんなものだと思って誰も文句は言わない。


日本がドイツのようになるのは困難かもしれないが、少しは真似してみるべきだろう。
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