友人が、彼が経験した恋愛の話をしてくれました。
以前、彼には愛し合った恋人がいました。
しかし、彼女との平凡な生活やマンネリ化した関係に嫌気が差し、別れることにしたそうです。
もう一度よりを戻したいと思ったときには既に手遅れ・・・ただ後悔と未練に陥ることになったのだ、と言いました。
若い頃は、恋愛に対して大きな夢や憧れ、ドラマティックな幻想を抱くものですが、大人になると様々なことを経験し、道理を理解し、生活も複雑になり、恋愛とはただの始まりに過ぎないのだと気づきます。
本当の愛は、日々の生活のように普通でありふれている方が長く続くのだと理解するようになるのです。
人はみんな失ってからその大切さに気づくもので、せっかく持っているものを簡単に手放したり、手に届かないものをむやみに欲しがったりしてしまいます。
愛は、片思い期、恋愛期、熱愛期、倦怠期、平淡期を経て揺るぎないものへと変わっていきます。
新しい恋が始まっても、また同様な過程を辿ることになるでしょう。
ケンカをしたり、誤解をしたり、そして次のステップこそが本当の幸せな愛の始まりとなるのです。
(新生報道より)
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