ゴースト・ペインター

今日はＴＯＨＯシネマズ日本橋で「ビッグ・アイズ」を観てきました。

監督：ティム・バートン

主な出演者：エイミー・アダムス、クリストフ・ワルツ、ダニー・ヒューストン、ジョン・ポリト、クリステン・リッター他。

１９６０年代に実際に起こった夫婦の訴訟事件の話を元に制作された作品です。

主人公のマーガレット（エイミー・アダムス）は幼い娘を連れて夫と別居しサンフランシスコに移り住みます。
若くして結婚し、一度も就職したことがない彼女の特技は絵を描くことぐらい。
それでも家具（ベッド）に絵を描く仕事に就き、青空市場で絵を売り始めます。
彼女の描く絵は、大きな目をした特徴のある子供の絵。
それを見とがめたのは自称・画家のウォルター（クリストフ・ワルツ）。

ウォルターはマーガレットの絵を褒め称え、意気投合した２人は結婚し、アイデアマンでもあるウォルターは油絵そのものを売るよりも、キャラクターグッズで儲ける方法を思いつき、これが当たって２人は大金持ちになります。

しかし、絵にはウォルターがサインをし、ウォルターが描いたことにするという世間を欺いたものでした。

自分の絵が世の中に広まったことで、良心の呵責に苛まれるようになった彼女はウォルターとギクシャクし始め、ウォルターは本性を現し、やがて夫婦間による訴訟に発展してゆきます。

昨年起きた佐村河内氏事件と重なる部分があり、嘘を突き通す辛さを感じさせられる作品でした。

公式サイトＵＲＬ
http://bigeyes.gaga.ne.jp