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2015年01月21日00:51

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試写会『深夜食堂』を見た。

 試写会で『深夜食堂』を見た。ゲストに監督と主演男優が来ていた。主演男優が、えらく幅広のズボンを履いているのが印象に残った。芸能人を生で見る事が出来て良かった。
 監督によると、これは漫画が原作なのだが、何年か前にドラマもあったのだそうだ。全然知らなかった。だが、別にドラマを見ていなくても楽しめる内容になっているのだそうだ。
 話は、顔に傷のある男性が夜中にやっている飯屋をやっている。この飯屋は豚汁定食やビールはメニューにあるが、それ以外は作れるものなら自由にリクエストすれば作ってくれるという所だった。
 そこに来るお客さんは、夜のお仕事がメインのストリッパーやゲイバーのママから、OLやサラリーマン、警察官や高級料亭の女将など、幅が広かった。
 出てくる料理も、お母さんんが作ってくれるような家庭的で素朴な物ばかりなのも良かった。こじゃれたものではないが温かみがあって美味しそうだった。
 出てくる料理は、赤いたこさんウインナーや、甘い卵焼き、カレーやとろろ汁、お茶漬けやナポリタンだった。
 話の中では、主人公のめしやにしばらく居候させてもらって働く事になった女の子が、風鈴屋で風鈴を買って店に飾る所が良いなと思う。季節感を大事にしていて風情があるなあと思った。後、今も風鈴屋ってあるんだろうかとも思った。この女の子も良い所の女将さんに拾われて働ける事になって良かったなあ。
 ひいたなと思う話は、ボランティアで福島にきていた献身的な女性が、地元の被災者に見初められて交際を申し込まれ、断っても東京まで追いかけられてしまったというものだ。そのおかげで毎週行っていたボランティアにも行きにくくなってしまったが、最後にはその男性もやっと諦めてくれて、無事に解決したようでホッとした。
 女性からしたらただボランティアで親切にしているのに、被災者の男性の方が勝手に勘違いして、しかもいくら女性が断ってもしつこいっていうのがなんか怖いなと思う。こういうのがあると、人に親切にしづらくなるよなと思う。被災地にボランティアに行った女性が、現地の人に痴漢されたみたいな事件を思いだした。ボランティアも大変だなあと思う。
 監督によると、自分の好きな人を選ぶ事が出来、その人もオファーに応じてくれたのでストレスなく映画を作る事が出来たみたいな事を言っていたが、骨壺を引き取りにきた田中裕子さんの演技がユーモアがあって面白いなと思った。
 マスターも、店に置いてあった骨壺に毎日線香をやりながら忘れ物の客を待ったり、一旦は警察に預けたその骨壺をわざわざ引き取って、お寺に行って供養をしてあげたりするのが親切だなと思う。
 最後は町中でハロウィンを祝っていた。ハロウィンもポピュラーな祭になったんだなああ。
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