致知出版社の「人間力メルマガ」に、「青汁」でおなじみ、キューサイ創業者・長谷川常雄氏とのンタビュー記事がありました。
<長谷川社長は十数年で青汁を年商131憶円<末端ベース>の事業に育てられたわけですが、そのエネルギーの源泉はどこにあるのですかにお答えされて・・・。
・・・・・前略・・・・・
そしてもう一つ私のエネルギーの元といえば、くよくよしないことです。
中村天風先生の本にこういうのがあります。
虎に追いかけられて木に登ったら、木の上から大蛇が出てきた。
枝に逃げたら、ポキッと枝が折れた。
下は断崖絶壁。
蔓に飛び移ると、ポリポリと音がする。
見上げるとリスが蔓を噛んでいる。
「さあ、どうする」と聞かれた天風先生は何と答えたか。
先生は「落ちてから考える」(笑)
とおっしゃったそうです。
私も「落ちてから考える」タイプの人間なんです。
頭には「いま、ここ」しかない。
過去の過ちも功績も
「そりゃそうだろう。それでよかったし、当然なんだ」と認め、受け入れ、悲観せず、有頂天にもならない。
また、将来のことは、戦略や予測は真剣に考えるが、思い煩うことはしない。過去も未来も、煩いをスッパリ切り捨て、いま、ここに集中する。
これを前後際断(ぜんごさいだん)というそうです。
・・・・・・以上。
ヨガ教室の珠数泰夫先生は、いつも次のように言われます。
今+今+今+今+・・・・=人生
「今」がすべて、「ここ」がすべてです。
前後際断。前も後も、過去も未来も断ち切って 、今ここだけに集中です。
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