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2015年01月12日19:28

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でも、本心からの言葉は必要では?

私は性的マイノリティの方には、基本的には 『静観』 という立場です。


■ 表面上の取り繕いが必要なのか?

私個人としては、どう取り繕おうが、理解しようと努力しようが、道徳的な態度であろうとしようが、


  本音を言えば 『気持ち悪い』 し、『理解できない』 んです。


しかし、それは心の底から感じた生理的嫌悪であり、まぎれもない本心なのですよ。

ところが多くの人は、その非道徳的であり、立場を理解しない事を責めたてます。


  『差別だ』 と。


「なら黙っていろ」,「否定はするな」という意見も聞きますが、嫌な事や自分の感想を口にするのは悪い事でしょうか?内心に溜め込んで、さも理解あるように作り笑いで賛同すればいいのでしょうか。

マナーやモラル、ある意味、道徳もそうかも知れませんが、そういったものには、明確な規定やルールはなく、集団における、より多数の意見の表れでしかありません。

自分の意見を口にして、他の人がそれを知らなければ、それが世間に必要な考えかどうかも分かりません。もしかしたら、本心で「気持ち悪い」と思ってしまう人は殆どおらず、私こそが「マイノリティ」なのかも知れません。

ですが、それならそれで、自分の立場を知ることになりますし、自分がこれからどう在るべきかを考える契機となります。

自分と考えを同じくする人が多数なら、その上で性的マイノリティの人に対し、多くの人が感じる嫌悪感に対し、どこまでを集団的な社会において認めるかを考える起点となります。

勿論、本心のみで理性的な話し合いや考えを放棄するということではありません。ただその本心を聞いて傷つく人がいたとしても、それがその人の立場ですので、そのことを知るべきだと思っています。本人だけ「認められている」と思っているが、周囲は軽蔑の目で見ている、といった建前だけの理解の方がより残酷だと思います。

当然ですが、何もしていない性的マイノリティの方を、敢えて吊し上げて、嘲笑・蔑視・誹謗・中傷するようなことはしてはいけないと思ってます。

それは本心(事実)を告げる事とは異なりますので。


■ 逆のパターンでは理解は得られてないようだ

以前の会社で性同一障害の方がいらっしゃったのが、この記事について日記を書くきかっけとなったのですが、彼(彼女)は、体が男性で、心が女性なのだそうです。

彼(彼女)に話を聞くと、やはり男性を好きになってしまうと言い、女性と恋人になって、かつ性的な行為を行おうとすることは「気持ちが悪い」というのです。

彼(彼女)は言いました。(※一言一句明確に覚えてないので、要点だけです)

「貴方は専門学校からの親友であるN君と性的行為を持つ想像をしたらどう思う?そもそも男性同士で性的関係を持つことを気持ち悪く思わない?私からしたら体が男性であっても、心は女性なのだから、女性と性的関係を持つことは、女性同士で性的関係を持つことになるの。それを気持ち悪いことだって思うのはおかしいこと?だから私は男性と恋人同士になりたい。」

この時は、私(男性)を目の前にしての発言だったので、「まさか私のことではあるまいな?」と、一瞬で冷や汗が出た事を覚えてます。

この記事では、マイノリティの人権団体 『ゲイジャパンニュース』 が 「周囲の無理解」 と批判していますが、この件でも分かるように、性同一障害者自身が、「男性x男性(ゲイ)」,「女性x女性(レズ)」を理解しておらず、本心から「気持ち悪い」と言っているのです。

また、「男性x男性(ゲイ)」の方からは、女性との関係は「考えられない」といい、何故女性との関係は考えていないのか、と問うと、やはり「気持ち悪いから」と返ってきました。

つまり、「両性愛者(バイセクシャル)」の方の理解も得ていないようなんですね。

結局、彼らの主張は、自分と同じ嗜好の人への理解だけでしかなく、さも他の性的マイノリティへの理解があるような、「振り」をしているだけとも取れます。もしくは「マイノリティ同士」という括りで一種の共感を得たと思っているだけなのかも知れません。

まあ、これは自分が体験したほんの数人の意見なので、実際の方々の 『本心』 は分かりません。これだけで性的マイノリティの総意とは言えませんが、


  事実です。


■ 差別が差別する

他の方がつぶやいてましたが、この性的マイノリティの中に含まれていないものがあるんですよ。


   『ロリコン』


です。(※ショタコンもかな?)

彼らは幼い少女に好意や性的感情を持つようですが、これもある意味性的マイノリティなのですが、こちらは「犯罪者」、「気持ち悪い」、「社会不適合者」など散々な非難を浴びています。中にはストレートに「死ね」と言われた人もいるみたいですね。

まあ、少女誘拐など実際に犯罪があったせいでしょうが、同性愛者の犯罪も多々あるので、これは偏見や差別と言っていいと思います。

性的マイノリティに含まれていないことから、彼らからの 『差別』 は受けてると言えるでしょう。

また、先ほど話に出てきた彼(彼女)の場合、会社の制服やトイレ、更衣室においても “女性” を主張していたので、結局は会社の理解を得られず、早々に自主退職されました。

この時、会社を「理解が無い」と批判することは簡単ですが、本当に彼(彼女)がそのような性同一性障害である事は、証明書があっても、安易に本当の女性と同列にはできません。

もし、そう偽っていて、女性のトイレや更衣室に入る性的趣味を持っていたとしたら?被害を受けるのは女性社員であり、会社です。実際にそういった事件があったかどうかは知りませんが、あってからでは遅いですし、マイノリティの意見に会社全体の規則を合わせる事は問題が多い割に、会社のメリットは驚くほど低いです。

これを 『差別』 と言われたら困ります。

例としては違うかもしれませんが、もし、私が

「男性だが、乳首が敏感で、シャツと擦れて困る。また自意識過剰だと思うが、他人の目線が気になる為、色んな意味の保護の為、Yシャツの下にブラジャーをして、店舗で営業することを認めてほしい。夏場はYシャツのみなので透けて見えるだろうが、お願いします。」

と言ったら、マイノリティな意見だが、会社は理解すべきだ、となるだろうか。

『それは差別だ』、と世間は言ってくれるだろうか。


■ それは病気?

医学的には ゲイ、レズなどの一部は“性同一性障害”となりますが、そうではないと主張する人もいて、実際にその人がどのカテゴリに属するのか、本人すら分かってない時があります。

日本では性同一性障害のイメージの方が強いように感じますので、

>「両親から同性愛の『治療』のため精神科を受診するよう説得され続けた」(同性愛女性)

の方は、そのような対応をされても仕方ないとも考えられます。

何でも病気なのでは?と疑うのは正直間違っていると思いますが、その可能性を示唆し、一般的な性的感情に戻れるなら、まずは医者にいってみてはどうか、という提案のどこが差別になるのか分かりません。

特に『性同一性障害』というカテゴリがある以上、その言葉に対し、病気として考えること自体間違っていないと思ってます。


■ マイノリティも理解すべき

一般的な人であれば、「男性x男性」、「女性x女性」という関係性、同性で恋人のように接する行為を気持ち悪いという人は多いでしょう。

もし、マイノリティの人が一般的な感覚の人に理解を持っているなら、それとは異なるマイノリティな自分の感覚が、他の人にどう思われているか、も理解していなければおかしいのです。

分かっていても傷つくことはあるとは思いますが、そこは事実として受け止めた上で、ではどういった理解が自分達には必要なのか、をきちんと考え、具体的な訴えをすべきだと思います。

万引きを止められない人は『窃盗症』という病気だそうですが、万引き犯が「自分は普通の犯罪者とは違う、病気なんです、ということを理解してほしい」と主張しても理解は得辛いでしょう。具体的に、その病気に対して本人達がどういう姿勢で、どいう対処しているのか、その上で周囲に理解してもらいたいことはどういったことなのか、それを主張しなければ、甘えや我儘、言い逃れにしか聞こえません。何でも精神病にしてしまえば同情してもらえると思ってるのではないか、とすら。

窃盗症と同列にしてはいけないのでしょうが、立場的に理解し辛いマイノリティである自覚を持っていただきたいし、『理解が基本的に難しい』のは分かってるのであれば、安易に差別だの何だのと口にしてほしくはありません。

そして、訴えだけでなく、相応の努力が求められるのも、マイノリティ側にあります。

少なくとも、この記事や記事にある団体の主張は、理解しない人を悪者呼ばわりしているだけにしか受け取れません。「こんな嫌な思いをした」以外の明確な主張が一切ないのですから。



性的少数者 支援態勢の乏しさ
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=3222059
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